東海地方を中心にステーキ・ハンバーグのチェーン店を展開するブロンコビリー。
魅力的な肉料理もさることながら、注目を浴びているのは4半期に一度の割合で期間限定のメニューが味わえるサラダバー。
春夏秋冬、その時期の旬な食材をふんだんに使用したメニューは栄養面もさることながら、鮮やかな彩りで目も楽しませてくれるラインナップです。
今回は2023年秋サラダバーの期間限定メニューを実食してきました。
お近くのブロンコビリーで食事をされる際の参考になれば幸いです。
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ブロンコビリーのサラダバー
ブロンコビリーのサラダバーは店内に設置されたサラダブッフェで、自由にサラダを作ることができる仕組みです。
新鮮な野菜やフルーツ、ドレッシング、トッピングなどの豊富な食材がそろっており、自分の好みに合わせてカスタマイズすることができます。
そのサラダバーには季節によって入れ替わる期間限定のメニューが存在します。
その季節の旬の食材を使用したメニューはとても手が込んでいて、ブロンコビリーの本気度が窺い知れる出来栄えです。
2023年秋サラダバーの新メニュー
2023年秋サラダバーの新メニューをご紹介します。
このメニューを味わうことができる期間は 2023年9月8日~11月16日までです。
- かぼちゃとドライクランベリーの豊穣の秋サラダ
かぼちゃに、生クリーム、ヨーグルト、メープル風シロップが入ったソースを合わせ、甘酸っぱいドライクランベリーをプラスしたサラダ。
クリーミーな味わいでスイーツ感覚。 - エビとトマトのビスク風クリームパスタ
オマールブイヨンとトマトの旨みが合わさった濃厚なクリームソースのパスタ。
具材には海老、キャベツ、玉ねぎ、にんじん、たけのこ、ブロッコリー、コーンを使用。 - 秋を味わう3種のきのこサラダ
しめじ、エリンギ、まいたけの3種を使用したサラダ。
切り干し大根、サニーレタスやレッドオニオンで彩を添えてオイスターソースが効いたにんにく醤油ドレッシングで味付け。 - 話題のベジたんを取り入れたぶどうとザーサイのタルタル白和え
ベジたん(ベジタブル+タンパク質)が摂れるようにザーサイと大根、豆腐を組み合わせた白和え。
ぶどうの存在意義が気になるところ。 - 芳醇フルーツティゼリー
ピーチティーをベースとしてアルフォンソマンゴーとみかんを使用した香り豊かなゼリー。
ドレッシングも期間限定のものがあります。
- 雪下人参ドレッシング
雪下にんじん(冬の間、雪の下に埋めて熟成された人参)を贅沢にすりおろしたブロンコビリー自家製のドレッシング。
2023年秋サラダバーの実食レポ
ここからは実際に食べてみて感じたことを書いていきたいと思います。
かぼちゃとドライクランベリーの豊穣の秋サラダ
去年(2022年)に引き続き登場の「かぼちゃとドライクランベリーの豊穣の秋サラダ」。
このサラダ、サラダと言ってよいのでしょうか。
とにかく口当たりがいいんです。
パンプキンクリームを直に舐めているみたい。
舌触りの滑らかさ、程よい甘み、濃厚なかぼちゃの味はまさに「秋」です。
その中でドライクランベリーが味と食感の面でよいアクセントになっています。
生クリームとメープル風シロップを使用していればくどい甘さになりそうなものですが、それをヨーグルトとクランベリーの酸味でコントロールしているようです。
納得の2年続投メニューですね。
エビとトマトのビスク風クリームパスタ
個人的に最も楽しみにしていたパスタメニューです。
ブロンコビリーのパスタは記憶の限りではありますが、味にパンチのあるものが多いです。
しかし、今期のパスタは一味違いました。
頬を撫でるような優しい味わいがあります。
トマトクリームソースはとても旨みが強く、ホットの方でも食べたくなりますね。
具材も程よい大きさにカットされていて、これだけでも主食になってしまいそうな存在感。
ランチタイムではサラダバーだけの注文も可能ですが、パスタランチをしたいなら今期はおススメです。
ホットで食べれればさらにおススメになるんですけどね。
秋を味わう3種のきのこサラダ
こちらのサラダは顔を近づけただけできのこの香りを感じ取れるほどきのこが使われています。
口の中に運ぶと、香りはもちろんのことながら旨みの広がり方が半端ないです。
ドレッシングはニンニクを効かせたオイスターソースと醤油のドレッシングを使っているとのことですが、きのこのうま味をぼかさないようにするためなんでしょうね。
味の輪郭がとてもはっきりしています。
食感の面でも切り干し大根がいい仕事をしていて、きのこのフニャっとした食感と対照的なコリコリとした食感は歯切れの良さを感じます。
口の中で響く音もいいですね。
話題のベジたんを取り入れたぶどうとザーサイのタルタル白和え
副菜の立ち位置にいる「ぶどうとザーサイのタルタル白和え」ですが、見た目からは味の想像がつきませんよね。
食べてみると、やはり薄味。
具材はザーサイ、大根、しめじ、豆腐で食べた瞬間は食感を楽しむメニューかなっと思ったのですが、ブドウを加えると印象が変わります。
ブドウの甘さがしめじや大根の旨みを引き立てて一見ぼやけた味をぐっと昇華させています。
ブドウがいないと成立しない白和えのようです。
そうしてみると「ぶどうとザーサイのタルタル白和え」は名前の通りのメニューですね。
食感はザーサイ、味の要はぶどう。
肉汁で口の中が脂っこくなった時に「ぶどうとザーサイのタルタル白和え」を口に運ぶと、あっという間にリフレッシュさせてくれますよ。
芳醇フルーツティゼリー
ぱっと見は何か果物の実を入れたゼリーなのですが、口に入れると見た目以上のゼリーであることがわかります。
まずは紅茶の香り。
鼻へ一気に駆け抜けていくほどの香りがこのゼリーには隠されていました。
しかも、フレーバーは桃。
だから香り自体は柔らかいんです。
味の方はマンゴーの濃厚で、丸みのある甘さとミカンの食感によって単調に思われがちなゼリーというデザートを1ランク上に押し上げています。
一口目のインパクトが強いので、単純な味で終わるかと思いきや、そのあとに口の中で複雑に絡み合う味と香りはまさに大人のデザートと言ってよいのではないでしょうか。
雪下人参ドレッシング
雪下人参ドレッシングはほとんど酸味を感じません。
本当に甘いドレッシングです。
これで野菜にかけても大丈夫なのかなって思ったのですが、全く持って要らぬ心配でした。
強い甘みがあるにもかかわらずとてもさっぱりしていて野菜との相性もバッチリ。
個人的な感想ですが、強烈なインパクトはありません。
ドレッシングというと、酸味などで力押しするものも少なくなと思いますが、この雪下人参ドレッシングは甘みやコクで野菜の良さを引き上げる感じ。
だから、後を引くおいしさなのかなって思います。
たっぷりかけてもくどさがなく、それでいて物足りないということもない。
ブロンコビリーの公式ホームページにも「雪下人参ドレッシング」のファンが多いとありましたが、よくわかる話ですね。
サラダバーの推しメンはこれ!
期間限定のメニューを紹介していましたが、レギュラーメニューでぜひ押さえておいてほしいものがあります。
それは
「コーヒーゼリーと濃厚ホイップクリーム」
です。
ブロンコビリーのサラダバーをご利用の際はとにかくご賞味を。
コーヒーゼリーはスプーンを弾くほどの弾力と深い味わいを内包したストロングボディ。
ホイップクリームは角が立つほど粘度と控えめな甘さ。
このタッグで美味しくないわけがない。
まとめ
今回はブロンコビリーの2023年秋サラダバーで期間限定のメニューを実食レポしてみました。
季節に合わせたサラダバーの期間限定メニューは彩、味、栄養のどれをとっても申し分ない内容だと思います。
また、「エビとトマトのビスク風クリームパスタ」のところでも記述しましたが、ランチタイムに限り単品サラダバー¥880(税込¥968)の利用が可能です。
ちょっと試したいなあと思われたら、ランチタイム限定ではありますが、単品サラダバーを利用してみるのもよいかもしれません。
そういえば、ブロンコビリーは代金を払って「はい、さようなら」って帰してはくれないのです。
レシートと一緒にスクラッチカードを渡されます。
ハズレがないみたいで、「ジェラート&ドリンクバー無料券」は必ずもらえるようです。
次の来店時はジェラート&ドリンクバーも楽しんでくださいね。
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