2018年8月27日、「ちびまる子ちゃん」の原作者であるさくらももこ先生のご逝去が報道されました。
病名は「乳がん」。
53歳という若さでお亡くなりになったさくらももこ先生。
ネット上では追悼の言葉で埋め尽くされる中、Twitterで「#マンモグラフィーサンデー」というタグが登場しています。
この「マンモグラフィサンデー」とは一体何なのでしょうか?
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日曜日に乳がん検査を受けられる「#マンモグラフィーサンデー」を知っていますかhttps://t.co/7W4IwBhyoQ
— Twitter モーメント (@MomentsJapan) 2018年8月28日
「マンモグラフィサンデー」とは?
「マンモグラフィサンデー」とは「ジャパン・マンモグラフィー・サンデー(JMS)」という取り組み。
ホームページには
J.M.S(ジャパン・マンモグラフィー・サンデー)は子育て・介護・仕事・家事などで忙しく、平日に病院に行けない女性の皆様が、休日の日曜日に「乳がん検診」を受けられるよう、全国の医療機関と認定NPO法人J.POSHが協力して毎年10月第3日曜日に乳がん検診マンモグラフィー検査を受診できる環境づくりへの取り組みで、2018年は10月21日の日曜日に行われます。
今まで乳がん検査に行ったことが無い方、最近忙しくて行っていない方等、日曜日に受診出来るこの機会に「乳がん検診」を受けてみませんか。乳がんは早期発見・早期治療すれば「ほとんどが治るがん」です。
(J.M.S(ジャパン・マンモグラフィー・サンデー)より引用)
と表記されています。
また、ホームページでは全国の受信できる医療施設が調べられるようになっています。
他のページを見てみると受信者の声が掲載されており、
子供が小さいので帰り時間が平日だと気になる。日曜日だと主人に預けられるので来やすかったです。
一日中仕事をしていて、なかなか病院へ行く事を言いにくい雰囲気の会社に勤めている私にとっては大変ありがたい事です。
(J.M.S(ジャパン・マンモグラフィー・サンデー)HPより引用)
など、なかなか好評な様子。
特に
「病院へ行く事を言いにくい雰囲気の会社に勤めている」
というのは昨今の職場事情が反映された意見なのではないでしょうか。
「マンモグラフィサンデー」の問題点は?
ところで、「マンモグラフィサンデー」に問題点はないのでしょうか?
決定的な問題点として挙げるならば、
「認知度の低さ」
でしょう。
今回はさくらももこ先生が乳がんで亡くなったことが影響したようで、ツイッターのJMSのホームページがリツイートなどで拡散しました。
そしてその反応は「マンモグラフィーサンデー初めて聞いた!!」、「知らなかった」といったコメントが見受けられました。
もう一つは受診できる医療施設。
「自分の住んでいる地域には受診できる医療施設がなかった」ということが起こりそうです。
参加してくれる医療施設の都合ももちろん考慮に入れるべきなのですが、もう少し身近に感じられるような体制が必要なのかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
「ちびまる子ちゃん」でいえば、さくらももこ先生だけでなく、初代「お姉ちゃん」役で声優の水谷優子さんも同じく乳がんで他界されています。
一つの作品で二人が同じ病気で他界されていることからも、乳がんはとても身近にある癌だということが想像できます。
これを機に乳がん検診を受けられるのもよいのではないでしょうか。
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