日本の排他的経済水域(EEZ)にある日本海の「大和堆(やまとたい)」周辺で、海上保安庁の巡視船が北朝鮮漁船と接触。
海上保安庁の巡視船の船体が破損していたことが報道されました。
北朝鮮漁船は海上保安庁巡視船へ投石などの攻撃もしています。
ネットでは
「なぜ撃沈しない?」
と過激な書き込みも見受けられますが、確かに北朝鮮漁船においては放水くらいでは頭が冷えないようです。
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海上保安庁の巡視船が北朝鮮漁船から接触され、船体の装備が破損していたことが分かりました。
また、北朝鮮漁船による巡視船への投石も続いているとのことです。https://t.co/xa6hYyskol— 産経ニュース (@Sankei_news) 2018年12月16日
報道されている内容
報道されている内容は以下の通りです。
複数の政府関係者によると、北朝鮮漁船による巡視船への船体接触は今秋に発生。巡視船の甲板に取り付けられた「スタンション」と呼ばれる手すり部分が破損した。漁船は、日本海沿岸に漂着が多く確認されている木造船ではなく、大型の鋼船だったという。
接触された巡視船は、下田海上保安部(静岡県下田市)から大和堆周辺海域に派遣された中型船。機関やかじなどへの重大な損傷ではなく、業務に支障がないとして公務執行妨害容疑などでの摘発は見送った。
同船は昨年の取り締まりでも北朝鮮漁船から投石を受け、窓ガラスが破損する被害に遭った。海保は派遣した巡視船の窓に金網を取り付けて対応に当たったが、今期も約20件の投石が確認された。
(https://www.sankei.com/politics/news/181216/plt1812160007-n1.htmlより引用)
実はこの投石、海上保安庁の巡視船だけでなく、民間の漁船に対しても行われているそうです。
そのため、水産庁は日本の船に
「投石された例もあるため近寄らないように」
と警告しているとのことです。
しかも、最近の北朝鮮の漁船は操業能力が高い鉄製とみられる船が目立つようになり、侵入も本格化しつつあります。
投石こそ約20件ですが、警告件数は延べ合計約6900隻にも上ります。
警告だけでこれだけですから、実際に侵入している件数は延べ10000隻を超えるかもしれませんね。
海上保安庁の巡視船は警告した6900隻のうち、2600隻に放水しているということですが、北朝鮮の漁船が鉄製の船に変えてきているのは放水対策なのでしょうか。
そうなると北朝鮮の民間漁船では手に負えないような手段を講じない限り、永遠に北朝鮮の侵入行為が続くことになりそうです。
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ネットの声を拾ってみた
この報道に対してのネットの声を拾ってみました。
海上保安官がケガする前に、ちゃんと射撃して沈めた方が良いね。
いつまでも政府の対応として
遺憾や懸念で済ます話ではないと思うが・・・。
韓国にしても余りにも悠長すぎる。
緩慢な日本政府としか言いようなしだと感じる。
確か、海保は北朝鮮船と思われる船を実弾射撃で一度破壊してますね。
これからも、沈めても良いと思う。
保安庁の職員がケガをすれば如何するつもりでしょうか。国として、もう少し強く出ても誰も反対しないと思いますが。
そろそろ海保は限界です。海自の出番では、追い払う訳ですから、強靭な護衛艦なら敵が小石を投げたくらいではびくともしないのでは、周辺をパトロールするだけでも効果的では、この事態は放置してはいけません。良い訓練になりますよ、太平洋で無く日本海で行いましょう。
日本はロシアに撃たれる。
けど、日本は国益が侵されているのに撃たない。
その差はなんなんだ?
国民と国益を守るためにすべきことをしないといけない。
ちゃんと明確に国として処理しないと海保の意味がない。海保で過酷な仕事をしている隊員の士気すら保てない。
ちゃんと国益を守るためにやるべきことをしてほしい。
海保の巡視船の皆さんご苦労様です、投石や衝突など、生命の危険があるのに、日本の法律が甘かったり、日本政府の対応が弱かったりで大変でしょう、もし、日本以外の主権国家がこのような反撃を受けたら確実に砲撃して沈没させるでしょう、とても取締りと言えるもので無く、残念ですが日本の領海と日本の漁船や漁場を守っているとは言えません、もっと厳しく強行手段が取れるように憲法を始めとする法律の改正に取り組まないと現場の、保安官はやってられない。命が危ない。
過去の例から北朝鮮側から銃撃してくる可能は十分考えるべき。
銃撃されて怪我をしてからでは遅いですよ!
銃撃される前にまず放水銃や閃光弾で威嚇・警告を!
警告の後に銃撃を!
ただ、相手から銃撃してくれば躊躇することなく銃撃で対応すべき。海上保安庁で対応できない時は自衛隊で対応すべき。
北は漁民ではなく、漁民を装った海軍ですから。
投石は、戦国時代に用いた戦闘方法なので、侮らず、きちんと応戦すべきです。
銃撃が出来ないなら強力な閃光弾を打ち出す砲を取り付け投石などが届かない距離から威嚇発砲すればよい、海上保安官の安全を守る為にも考慮して欲しい。
(yahooニュース該当記事のコメント欄より一部を引用)
「撃沈」や「銃撃」の単語が並びますが、さすがに放水だけというのは手緩い気がします。
本当に放水だけで、不法侵入にもかかわらず「拿捕」もしないんですよね。
諸外国では考えられない対応だけに国民としては歯痒い思いをしてしまいます。
北朝鮮の船が近寄ると何かが持ち去られる。
北朝鮮国籍の船が侵入してくると日本人として最初に思い浮かべることはたぶん「拉致」でしょう。
日本にとって、北朝鮮の船が近づくときは何かが持ち去れるとき。
最初は「拉致」という形で日本人を連れ去り、それが出来なくなると今度は「スルメイカ」。
北朝鮮では護衛艦の「いずも」に対して不快感を表しているようですが、これ以上侵入を繰り返すようならば、改修した「いずも」に「F-35」を満載して「大和堆(やまとたい)」に配備してみるのもいいかもしれません。
(画像は海上自衛隊公式サイトより引用)
(動画はyoutubeより引用)
国内でも「いずも」は問題となっているようですが、「いずも」の存在が悪いわけではなく、うまく使いこなせない政治家に責任の一端はあると感じます。
防衛費を増やしているわけですから、しっかりと結果を出してもらわなければなりません。
防衛費を増やしているにもかかわらず、国防が出来なかったらただの無駄遣いです。
国民はもとより海上保安官たちにも死傷者が出ないように政治にかかわる人たちには今以上にしっかりとしてもらいたいものです。
まとめ
日本の排他的経済水域(EEZ)にある日本海の「大和堆(やまとたい)」周辺で、海上保安庁の巡視船が北朝鮮漁船と接触したことが報道されました。
巡視船は甲板に取り付けられた「スタンション」と呼ばれる手すり部分が破損。
海上保安官に死傷者は出ていないようですが、投石による攻撃は今年に入って約20件が確認されています。
政府関係者は
「来年もなりふり構わぬ操業をする」
と予想していますが、効果のある具体策は出ていないようです。
国益はもちろんのことながら、現場の海上保安官たちに死傷者が出ないように早期の対策が望まれます。
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