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タイタニック2号、最新設備で初航海は当時と同じ航路!「復元」延期の理由とは?

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1912年に大西洋で氷山と衝突して沈没した豪華客船タイタニック号が100年の時間を越えて現代に復活します。

レオナルド・ディカプリオ主演、ジェームズ・キャメロン監督の映画「タイタニック」をはじめとして、数々の作品に登場する「タイタニック号」。

悲劇と謎に満ちた豪華客船ですが、実は「復元」が延期されていました。

その理由は何だったのでしょうか?

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(画像はhttps://jp.sputniknews.com/entertainment/201810225487491/より引用)

記事の内容確認

記事の内容を確認していきましょう。

【ロンドン時事】1912年に大西洋で氷山と衝突して沈没し、1500人以上が死亡した豪華客船タイタニック号が「復元」され、2022年にも初航海に乗り出すことが分かった。当時と同じ英南部サウサンプトンから米ニューヨークまでの航路を約2週間でたどる。英米メディアがこのほど報じた。

タイタニック2号は、元の客船とほぼ同数の乗客約2400人、乗員約900人を乗せ、船内の豪華な装飾や1〜3等までの客室、食堂なども正確に再現する計画。ただ、悲劇を繰り返さないよう、最新のレーダーやナビゲーションシステムなどの安全設備を搭載するほか、救命ボートも十分に用意するという。

復元計画を進めているのはオーストラリア人資産家クライブ・パーマー氏。12年に計画を発表して以来、これまで停滞していたが、今年9月に同氏率いる海運会社ブルースターラインが再開を宣言した。パーマー氏は声明で「1912年、タイタニックは夢の船だった。2号は人々の夢をかなえる船となるだろう」と述べている。

タイタニック2号は大西洋航路だけでなく、世界を一周して各地に寄港することも検討しているという。

(https://www.jiji.com/より引用)

タイタニック号の悲劇は単に氷山にぶつかっただけではなく、救命ボートの不足や想定よりも沈没するまでの時間が短かったなどの様々の要因によって起こったものです。

今回は最新の安全設備と十分な救命ボートを船に搭載するということで、外見は同じでも中身は別物。

余程のことがない限り、贅沢且つ快適な船旅が楽しめそうです。

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タイタニック2号とオリジナルを比較してみる

オリジナルのタイタニック号とタイタニック2号を比較してみましょう。

(資料はhttps://ja.wikipedia.org/wiki/タイタニックおよびhttps://ja.wikipedia.org/wiki/タイタニック2号を参照)

タイタニック2号はまだ完成していないため、細かい箇所は不明ですが、入れ物や人員などはほぼオリジナルと同じことがわかりますね。

興味深いのは、動力部がディーゼルに変更されていても速力はほどんト変わらない点です。

あくまでも復元にこだわっているみたいですね。

「復元」延期の理由

タイタニック2号プロジェクトは2012年に建造プロジェクトが発表されました。

設計は、フィンランドのデルタマリン社。

建造は、中国の国営造船会社、長江航運集団金陵造船所(中国外運長航集団船舶重工金陵造船所)が請け負うこととなります。

当初は2016年に処女航海。

ルートはサウサンプトンからニューヨーク間を予定していました。

しかし、その後の業界団体の調査によって長江航運集団金陵造船所には豪華客船を建造する技術も能力もないことが判明します。

それによりプロジェクトは頓挫していたのでした。

ちなみにオリジナルのタイタニック号は、イギリス北アイルランドのベルファストで造られました。

まとめ

2012年の建造プロジェクト発表後、頓挫していたタイタニック2号の建造が再び再開されました。

外観はそのままに、内部は最新の設備を搭載して2022年の初公開を目指します。

頓挫していたのは、製造を請け負った中国の長江航運集団金陵造船所に建造する技術も能力ないという理由からでしたが、どうやらクリアできたようです。

今度こそ頓挫することなく、予定通り建造ができるといいですね。

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