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ブッシュ米国第41代大統領死去!!妻、家族、経歴について調べてみた!

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米国の第41代大統領、ジョージ・H・W・ブッシュ氏が11月30日、死去したと報道されました。

戦闘機のパイロットとして太平洋戦争にも参戦し、中央情報局(CIA)長官などを歴任し、米国では2組しかいない父子そろっての大統領経験者でした。

そのため、日本では「父ブッシュ(パパブッシュ)」、「大ブッシュ」、「ブッシュ・シニア」などと呼ばれたこともありました。

そんなパパブッシュことジョージ・H・W・ブッシュの妻や家族、経歴についてもう少し詳しく調べてみました。

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ジョージ・H・W・ブッシュ氏の経歴

ブッシュ氏の経歴をまとめてみました。

氏名   ジョージ・H・W・ブッシュ

生年月日 1924年6月12日(アメリカ合衆国 マサチューセッツ州ミルトン生まれ)

身長   6フィート2インチ(約188cm)

最終学歴 イェール大学(経済学士)

グリニッジ・カントリー・デイスクール卒業後、海軍入隊。

飛行訓練を完了後にアベンジャー雷撃機のパイロットに任命されました。

退役するまでのパイロットとしての飛行時間は1228時間。

二度の被撃墜も経験しているそうです。

その間に殊勲飛行十字章、エア・メダル(3回)、殊勲部隊章と5つの勲章を授与されました。

海軍中尉まで昇進、退役した後はイェール大学に進学し2年半で卒業を果たしています。

政治家としては当初落選が続きますが、1970年代からCIA長官、危機委員会評議員などの要職を歴任。

レーガン政権では副大統領を務めることになります。

ブッシュ氏が大統領を勤めたのは1期のみでしたが、内容はかなり濃く、「冷戦の終結」(1989年)や「湾岸戦争」(1991年)に立ち合っています。

ちなみにブッシュ氏の最高支持率は89%。

当時歴代最高の支持率で、要因は湾岸戦争での軍事行動の成功だと言われています。

日本にとっては「塩対応」の大統領で、コメ、牛肉などの輸入自由化を求めたり、自動車の対米輸出を大幅に規制させたりと「ジャパンバッシング」と言われるほど。

あまりいい思いはさせてくれない大統領でした。

1992年には再選を目指しますが、ビル・クリントン氏に阻まれます。

退任後は公の場にほとんど姿を現さないようにしていたようです。

理由は色々あるのでしょうが、実子であるジョージ・W・ブッシュが政治家として頭角を現し、その妨げにならないように気を使っていたようです。

長年連れ添った妻バーバラ氏を18年4月17日に亡くしたことがショックだったのか、自身も体調を崩していたそうです。

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ジョージ・H・W・ブッシュ氏の家族

ジョージ・H・W・ブッシュ氏の家族は以下の通りです。

妻 :バーバラ・ブッシュ

長男:ジョージ・ウォーカー・ブッシュ

長女:ポーリン・ロビンソン・ブッシュ

次男:ジョン・エリス・ブッシュ

三男:ニール・マローン・ブッシュ

四男:マーヴィン・ブッシュ

次女:ドロシー・ウォーカー・ブッシュ・コッチ

長男は言わずと知れた第43代大統領のジョージ・W・ブッシュ氏です。

ポーリン・ロビンソン・ブッシュ氏は1953年10月11日に白血病で亡くなっていました。

当時まだ4歳にもなっていませんでした。

ここにもう一人、家族ぐるみの付き合いがあった人物を加えたいと思います。

その人物とはビル・クリントン氏。

大統領選では火花を散らした仲。

しかし、クリントン氏は自身の大統領退任後、ブッシュ氏を非政治的な式典や被災地の慰問などに誘ったそうです。

それがきっかけとなって、家族ぐるみの付き合いにまで発展。

その親密ぶりは第43代大統領のジョージ・W・ブッシュ氏の妻、ローラ氏に曰く

「うちの家族にはミスタープレジデントが3人もいるんですよ」

(https://ja.wikipedia.orgより引用)

と言わしめるほどだったそうです。

2016年の大統領選でビル・クリントン氏の妻、ヒラリー・クリントン氏を支持した理由の一つはこれだったのかもしれません。

ビル・クリントン氏もジョージ・H・W・ブッシュ氏の死は心の底から残念に思っていることでしょう。

(この記事の内容はhttps://ja.wikipedia.orgを元に編集、文章の引用をしました)

まとめ

第41代大統領、ジョージ・H・W・ブッシュ氏が死去したと報道されました。

享年94歳、妻バーバラ氏が4月17日に亡くなってから1年もたたずに迎えた出来事でした。

近代史の中でも重大な出来事とされる「冷戦の終結」(1989年)や「湾岸戦争」(1991年)に立ち合った大統領。

心よりお悔やみ申し上げます。

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