視聴率も好調なテレビドラマ『3年A組』!
6話の最後は柊一颯(菅田将暉)が
「全ての罪を自白してください」
と犯人教師として武智大和(田辺誠一)を名指ししたところで終了しました。
1話から悪目立ちしていた武智先生ですが、本当の”悪”だったのでしょうか。
柊の言う武智先生にとって
“一番大事なもの”
とは何なのでしょうか。
そして、武智先生は本当にフェイク動画の作成を依頼した
“hunter”
なのでしょうか?
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7話あらすじ
一颯(菅田将暉)に名指しされた犯人教師の名は、武智大和(田辺誠一)であった――。
澪奈(上白石萌歌)を陥れるフェイク動画の作成を依頼したのは武智だと一颯が告発したことにより、世間の声は一斉に武智に向き始める。しかし、完全潔白を主張する武智。一颯は、夜の8時までにすべての罪を自白することを勧告し、さもなければ武智にとって“一番大事なもの”を奪うと言い渡す。そして教室では一颯が生徒たちに、澪奈が命を落とした当日の映像を見せる。その映像には亡くなるその日に「フェイク動画の犯人に会いにいく」と告げていた澪奈の姿が映されていた。さらに、世の中に流れている澪奈の死の当日の防犯カメラ映像とみられる動画を教室内で公開し、そこに澪奈と共に怪しい男性が映されていたことが分かる。
……だが、いつもと違うのは決定的な証拠や確証がそこにはないということ。武智への疑惑が深まる中、瀬尾(望月歩)と華(富田望生)が異議を唱える。一颯は生徒たちに、澪奈と一緒に映っている人物が武智なのか、それとも別人なのか、映像を解析して見極めるようにと告げる。
名指しされた犯人教師。一颯の狙いとは。この事件の真相とは――。核心に迫る第7話。
(https://www.ntv.co.jp/3A10/story/より引用)
下馬評では最も怪しいとされていた武智先生!
ついに檜舞台に登場です。
武智先生は“hunter”なのか?
7話のメインテーマはやはり
「武智先生は本当に“hunter”なのか?」
でしょう。
柊は6話の最後で
「いよいよ追い詰められましたよハンターさん。いや、武智大和先生。」
と武智先生を名指し。
7話予告では
「全ての罪を自白してください」
と迫ります。
今までの柊の言動からすれば
「武智先生=“hunter”」
は固いですよね。
では、これで事件は一件落着かといえば、どうもそうなりそうにありません。
今までにもあとから出てきた事実を知らなければ結果が導き出せないのがこのドラマ。
それに柊も言ってましたよね。
「俺の目的はその先にある」
と。
“hunter”を見つけることが柊の最終目的ではありません。
今まで武智先生と景山澪奈の接点が語られたのは
「大学のスポーツ推薦」
の話のみ。
それ以外は何も語られていません。
7話のあらすじにも
「いつもと違うのは決定的な証拠や確証がそこにはないということ。」
と記されています。
ということは、「後出し」で何かが出てくるということですよね。
武智先生の過去に何かあるということなのでしょうか。
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武智先生の“一番大事なもの”とは
武智先生でもう一つ気になるのは
“一番大事なもの”
の正体ではないでしょうか。
柊は武智先生が夜の8時までにすべての罪を自白することを要求。
従わない場合は「武智にとって“一番大事なもの”を奪う」と宣言しています。
本編を見る限り、武智先生が奪われて困るのは
「平成最後のカリスマ熱血教師」
の異名くらい。
もともとナルシストキャラですから、自尊心を傷つけれられることを一番恐れるはずです。
よって、奪われて困るのは
「地位や名誉」
ということになりますね。
しかし、武智先生が“hunter”であることやすべての罪を自白すれば、「地位や名誉」は自動的になくなってしまいます。
ということは、それ以上の何かを武智先生は持っているということになりますね。
そもそも、武智先生は本当にナルシストキャラなのかという点も気になります。
ナルシストの特徴は対外的には尊大な態度を取りながら、実は小心者という特徴があります。
第1話で校舎が爆破されたときは生徒の避難誘導どころか、ただパニックになっているだけのダメ先生でした。
しかし、第6話で柊が公開した顧客リストに対して自信ありげに
「証拠になりませんよ」
と捜査一課理事官・五十嵐(大友康平)に話しています。
小心者というのは些細なことでも内心ビクビクしているものです。
あれだけ冷静でいられるということは、余程強力な
「自信の裏付け」
があるか、
「本当はナルシストキャラではなかった」
のかのどちらかでしょうね。
武智先生の“一番大事なもの”はその「自信の裏付け」と何か関連しているものなのでしょうか。
「3年A組」は「推理」してほしいのではなく、「考えて」ほしいドラマ?
たくさんの謎を持たせてファンを視聴者を夢中にさせているドラマ「3年A組」。
プロデューサーの福井雄太氏は
「学園ミステリー」と銘打っているが、「推理モノを作っているわけではない」
(yahooニュースより引用)
と語っています。
製作者側としては
何が真実なのかを見ていただいている方たちにも考えていただきながら、作品を試すような見方をしていただけたらうれしい
(yahooニュースより引用)
という希望があり、
視聴者に『何を見せられたんだろう』と思われるようなドラマを作ろう
(yahooニュースより引用)
という気持ちで製作に臨んでいるそうです。
そのため、
「最後の最後に伝えようとしていることがある。10話見終わった時に『こういうドラマだったんだ』と分かるように作っている。あえて言いますが、最後は賛否両論になるかもしれません。だからこそ、最後まで見て一緒に『考えて』判断してほしい」
(yahooニュースより引用)
ということで、視聴者には単なる犯人捜しで終わってほしくないようです。
柊のいう、「その先にある」ものを「推理してほしい」のではなく、「その先にある」ものについて「考えてほしい」ということなのでしょう。
「最後は賛否両論になるかもしれません」
とコメントをしているところを見ると、「極論的な善悪の問題」を提議するわけではないようです。
まとめ
第7話はついに武智先生にスポットが当たります。
今まで描かれなかった真の武智先生の姿が映し出されそうですね。
武智先生と景山澪奈との関係は?
武智先生はどのような経緯で顧客リストに載ることとなったのか?
武智先生は黒幕につながっているのか?
謎のままになっている柊と捜査一課理事官・五十嵐の関係は?
相楽親子はこの事件にどのようなかかわり方をしているのか?
黒幕は誰なのか?
そして、そして、製作者側が最後までドラマを見て「考えてほしい」こととは?
謎が謎を呼ぶ3年A組。
第7話の放送が楽しみですね。
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