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日本相撲協会、受け入れOKだった!貴乃花親方、反論でどちらが本当?

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ますます乱戦模様の貴乃花親方退職問題。

今度は日本相撲協会は貴乃花親方の受け入れは「全ての一門OK」だったと言い出しました。

これに対して貴乃花応援会が公式サイトで反論。

両者の内容で何が一致していて、何が異なっているのかを整理してみましょう。

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日本相撲協会一門すべてが貴乃花親方の受け入れOKだった?

まずは報道のおさらいです。

日本相撲協会を退職する意向の貴乃花親方(46)=元横綱=に対して、水面下で接触していた伊勢ケ浜一門だけでなく、5つある一門全てが受け入れる用意があったことが28日、分かった。関係者によると同親方が希望して接触すれば、合議の上に加入を検討したという。

(https://www.hochi.co.jp/sports/sumo/20180928-OHT1T50314.htmlより引用)

ということで、貴闘力さんが「スッキリ」で話していた伊勢ケ浜一門以外でも受け入れの準備はしていたということです。
もっとも、貴闘力さんも貴乃花親方から伝え聞いた話のようですが。

具体的な内容としては

・二所ノ関一門 「うちに戻りたいと言われたら検討するつもりだった」

・出羽海一門  「話を聞くことはできた」

・高砂一門   「話を聞くことはできた」

・時津風一門   秋場所初日の段階では受け入れるという声もあった。

・伊勢ケ浜一門  水面下で貴乃花親方と接触

(https://www.hochi.co.jp/sports/sumo/20180928-OHT1T50314.htmlより引用)

で、話だけならば全ての一門で受け入れができたということになりますね。

ただし、条件があります。

無所属の親方が他の一門に所属するためには親方自身が自ら動く必要があるのです。

二所ノ関一門に戻る千賀ノ浦親方(元小結・隆三杉)も、

「こればかりは自分でお願いしないといけない。我々も一生懸命入るために動いた」

(https://www.hochi.co.jp/sports/sumo/20180928-OHT1T50314.htmlより引用)

とコメントしているようです。

ちなみに千賀ノ浦親方は貴乃花部屋の力士らを受け入れる予定です。

日本相撲協会は

「内閣府への告発状の内容が事実無根と認めなければ一門に入れない」

と言ったことはないとしていますから、貴乃花親方が自分で所属したい一門に足を運べば事足りるという内容になります。

記事によると

出羽海一門の親方は「入りたいと言って来なければ検討もできない」

(https://www.hochi.co.jp/sports/sumo/20180928-OHT1T50314.htmlより引用)

と話されていますが、「入る気はないか?」というお誘いはできないみたいですね。

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貴乃花応援会公式サイトの反論

次は貴乃花応援会公式サイトを覗いてみましょう。

報道記事にもありましたが、4点について反論されていました。

列挙すると

・「弟子達との関係について」

・「貴乃花親方の誤解、説得に応じなかったというような報道」

・「書類の不備に関して」

・「支援者との関係や孤立無援との報道」

です。

貴乃花応援会サイトは正確な情報を共有したい旨を表記しておられましたので、全文をご覧になりたい方は下記URLでご確認ください。

全文はこちら→貴乃花応援会 弟子達との関係、手続きの不備、支援者との関係等の中傷報道について

今回は受け入れの関係だけを見ていきますね。

よって「貴乃花親方の誤解、説得に応じなかったというような報道」の記載を確認します。

反論の内容を箇条書きにしますね。

・告発状が事実無根であること認めさせようとした説得行為があり、それ自体が問題

・やり方が説得ではなく恫喝、いやがらせ行為と言える内容

・告発状について事実無根であることを認めるようにということを役員から言われていて、認めない限りどこの一門にも入れて頂くことはできない(貴乃花親方は)考えていた。

(貴乃花応援会サイトの内容を引用、要約)

この中で真っ向から対立しているのが

・告発状が事実無根であること認めさせようとした説得行為

・やり方が説得ではなく恫喝、いやがらせ行為と言える内容

です。

最後の内容は上記2つを元に貴乃花親方が考えた結果ですから、内容の相違ではないですね。

これだけで見るかぎり、受け入れに関しては一致しているところがない。

真逆ですね。

しかし、貴乃花親方もほかの一門の親方に

「告発状の事実無根を認めなければ、入れてもらえませんか?」

と聞けなかったのでしょうか。

特に水面下で接触のあった伊勢ケ浜一門ならば、確認くらいはできると思います。

あるいは確認しているけど、いえない何かがあるのでしょうか。

どちらが本当?パワハラの案件みたい

言った、言わないという物的証拠を残しにくい、パワハラの案件みたいな状態ですね。

お互いの主張が真逆なだけに「ボタンの掛け違い」では片付かない内容です。

貴乃花親方の話が事実だとすれば、どうポジティブな考え方をしても結論は

「認めない限りどこの一門にも入れて頂くことはできない」

になってしまいますし、日本相撲協会の話が事実だとすれば「勘違い」の限度を超えているような気がします。

誰か録音とかを録っていないのでしょうか。

こういうことは「信じる」ことよりも「事実を知る」ことの方が大事ですからね。

きちっとした証拠が出ない限り、グレーのままというのがいやらしいですよね。

まとめ

両者の主張が真逆すぎることと決定打となる物的証拠がないため、判断が難しい問題に発展している貴乃花親方退職問題。

一つ言えることは白黒ついた時点でどちらかが完全に社会的信用を失うことになりますね。

仮に日本相撲協会の恫喝、いやがらせ行為を立証できれば、今の協会役員はすべて腹を切ることになるでしょう。

なにせ、恫喝、嫌がらせ行為は一切なく、すべての一門で「受け入れOK」だったと明言したわけですから。

まさか後になって「条件付きで」なんてことは言いませんよね?

もし恫喝などがあれば、日本体操協会のように後になって第三者委員会を設置して内部をしっかり調べる必要が出てくると思います。

一方、貴乃花親方にしても、恫喝、いやがらせ行為はなかったと立証されれば、人間としての信用が失墜するでしょう。

今後の生活にも支障をきたす大惨事となること必至です。

次から次へと報道されるこの問題、いつ決着がつくのでしょうか。

とてつもなく深そうですね。

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