ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝でWBA王者・井上尚弥選手は対戦相手の母国でもその実力を絶賛されているようです。
準決勝の対戦相手、IBF王者エマヌエル・ロドリゲス選手の母国であるプエルトリコでは「弱点へのダイナマイトブローが彼の必殺技」と報じています。
しかし、ロドリゲス選手も黙ってやられるつもりはなく、対井上戦の準備を着々と進めているようです。
ポール・バトラーに「スペシャルなファイター」と言わしめたロドリゲス選手はどのようなトレーニングを積んでくるのでしょうか?
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井上尚弥、ロドリゲス母国紙も破壊力絶賛「弱点へのダイナマイトブローが必殺技」https://t.co/iJ85cP3hhb
— THE ANSWER (@theanswerc2) 2018年10月28日
プエルトリコ地元紙も絶賛の井上尚弥選手
報道によりますと、プエルトリコ地元紙「エル・ヌエボ・ディア」は井上尚弥選手を
「マニー・ロドリゲスに立ちはだかる日本のMonstruo(スペイン語でモンスター)」
(https://the-ans.jp/news/41828/より引用)
と銘打って特集しているそうです。
地元記事ではまず、2014年12月のWBOスーパーフライ級タイトルマッチでアルゼンチン人のオマール・ナルバエス戦を紹介。
初回に2度のダウンを奪うなど圧倒的な強さでの2階級制覇を果たした過去を取り上げました。
また、
「7度防衛後、英国人のジェイミー・マクドネル戦で118ポンドのベルトを手にした。序盤の猛攻で破壊してしまった。弱点へのダイナマイトブローが彼の必殺技だ」
(https://the-ans.jp/news/41828/2/より引用)
と井上選手のボディーブローに言及。
井上選手がロドリゲス選手の対戦相手にもかかわらず、彼の「モンスター」ぶりを絶賛しているそうです。
当のロドリゲス選手は
「イノウエは一流で恐怖のファイター」
(https://the-ans.jp/news/41074/より引用)
と絶賛。
そして、その言葉はうわべだけでないことを証明する行動に出ました。
ロドリゲスは緊急合宿準備!
ロドリゲス選手は「モンスター(井上尚弥選手)対策」としてキューバ合宿を行うことを明らかしました。
まだ完全に決まっているわけではないようですが、
「90%の確率でそうなるだろう。」
(https://the-ans.jp/news/41817/より引用)
とロドリゲス選手の心はすでにキューバ。
ロドリゲス選手がキューバで手に入れたいものは
「キューバ人ボクサーは多くのスキルを持っている」
(https://the-ans.jp/news/41817/より引用)
と語っていることから、今の自分にはない新しいスキルを体得してくるのではないでしょうか。
そういえば、対戦経験のある元IBFバンタム級世界王者ポール・バトラー(英国)選手は
「試合前に見せていた隙や弱点は実際のリングで一切見せなかった」
と取材で答えていました。
準決勝でも井上陣営の裏をかいてくるかもしれませんね。
井上選手や大橋ジムの大橋会長も
「技術戦になる」
と取材で答えています。
ファンもその言葉を受けていろいろと想像はしていると思いますが、もしかしたらファンの想像をはるかに超えた「技術戦」が見られるかもしれませんね。
井上陣営の準備は?
ロドリゲス陣営は何かと動いているのですが、井上陣営の動きがサッパリ報道されません。
気になるのはトレーナーで実父の真吾トレーナーが言っていた
「何も言うことがない」
という状況。
「次の対戦相手を見て対策を練ることしかできない」
ということでしたが、ロドリゲス選手はフルラウンド戦っていても、途中から拳に怪我をしてしまって、フルスペックで試合をしているわけではありませんでした。
そういう意味ではデータ不足の箇所も出てくるのではないでしょうか。
ロドリゲス陣営からすれば
「イノウエの試合は70秒しか見ることが出来ない」
とため息をつかれそうですが。
アメリカのメディアから
「もう登るべき山はバンタム級には残されていない」
(https://the-ans.jp/news/41688/より引用)
とまで言われている井上選手。
どんなトレーニングをしているのか、とても気になるところです。
まとめ
言葉は違えど、中身は同じ意味の「モンスター」井上尚弥選手。
準決勝の相手、ロドリゲス選手の母国でもあるプエルトリコでもそれは変わらないそうです。
しかし、ロドリゲス選手も来春の準決勝に向けて着々と準備を進めています。
その心は
「イノウエと戦うことは最大の難業だからだ」
(https://the-ans.jp/news/41817/2/より引用)
事実上の決勝戦といわれるこのカード。
秒殺劇もいいのですが、やっぱりじっくりとハラハラドキドキしながら観戦したいですね。
・合わせて読みたい→「井上尚弥、WBSS70秒のKO伝説で準決勝進出!トレーナーの悩みとは?」
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