今まで憶測でしか語られなかった山本KID徳郁さんの抱えていたがんについて「胃がん」であることがわかりました。
2年以上前に見つかった胃がんを周りには言わずに戦い続けた山本KID徳郁さん。
その胸中はどうだったのでしょうか?
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(https://www.hochi.co.jp/fight/20180919-OHT1T50071.htmlより引用)
がんが見つかったのは2年以上前、最初に胃がん
いままで、ベールに包まれていた山本KID徳郁さんの病状。
ついに、格闘技イベント「RIZIN」の榊原信行実行委員長が19日放送のフジテレビ系「ノンストップ!」で明らかにしてくれました。
榊原氏は、山本さんの父で1972年ミュンヘン五輪レスリング代表の郁栄(いくえい)氏(73)の許可を得た上でインタビューに応じ、「最初に胃がんが見つかったのは、2年以上前のタイミングだったと思います」と明かし「ボクが聞いている範囲だと抗がん剤治療も何度かしましたし、その間、治療してくるよっていうことは周りに言わずに東京都内とかで治療を受けると目立ってしまうので地方に行って治療をしていた」と振り返った。
(https://www.hochi.co.jp/fight/20180919-OHT1T50071.htmlより引用)
この話から闘病は2年以上前から始まっていたようですね。
抗がん剤治療も東京都内などではなく、わざわざ地方で受けておられたようです。
どうしても周りには知られたくなかったようですね。
年明けにはステージ4になっていた
榊原信行実行委員長の話はさらに続きます。
病状は「年明けてからかなり病状が悪くなって、2月ぐらいだと思うんですけど、その後、最終的な治療の場所としてグアムに末期がんの人達の治療ですごくいい病院があるっていうことのようで、そこに治療の場を選んで。病院とグアムの中の自宅を行き来していて、その時の移動も車いすでの移動になったと聞いています」と明かした。
(https://www.hochi.co.jp/fight/20180919-OHT1T50071.htmlより引用)
大相撲の力士、石浦は
がん闘病を発表する前に「ステージ4と知らされていた」
(http://news.livedoor.com/article/detail/15322977/より引用)
ということですから、2月の段階ではすでにステージ4に突入していたのでしょうね。
ファイティングポーズを崩さない山本KID徳郁さん、胸中は?
ステージ4の5年後の生存率は10%を切っていますが、それでも山本KID徳郁さんはファイティングポーズを崩さなかったようです。
榊原氏はがんの公表をすすめたこともあるとし「ボクもそういう話をしたことがあるんですね。カミングアウトしたほうが楽なんじゃないかと。ただ、彼はひた隠しに隠し続ける。がんであることを公表したくないと、とにかく自分はもう1回現役に復帰するんだから、そのためにこのがんと克服してそれまではファンにも周りの本当に限られた人にしかこのことは伝えていないですね」と偲んでいた。
(https://www.hochi.co.jp/fight/20180919-OHT1T50071.htmlより引用)
ファンからは見えないリングの上でがんと闘い続けた「神の子」。
ファンの知る彼の戦い方は勝っても、負けても見ている者を魅了していました。
どのような戦い方をすればファンに喜んでもらえるかを熟知していたであろう「神の子」。
それは見方を変えれば、勝敗にかかわりなく、彼の思い描いた通りの試合展開になっている面があったからだと思います。
しかし、がんとの闘いでは思った通りの戦い方ができなかったのかもしれません。
「ファンに喜んでもらえない試合は見せられない」
といった思いがあったのかもしれませんね。
まとめ
この世を去る23日前にがん闘病を公表した山本KID徳郁さん。
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私事で急なご報告となりますが、私山本KID徳郁はガン治療のために頑張っています。 絶対元気になって、帰ってきたいと強く思っていますので温かいサポートをよろしくお願いします! 山本KID徳郁
この投稿には今なおたくさんのファンからの書き込みがされています。
5年後生存率が10%を切る孤独なリングの上。
それでも、最後までファイティングポーズを崩さなかった山本KID徳郁さん。
今思えば、この投稿は最後の戦いを挑む覚悟を決めた投稿だったのかもしれませんね。
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