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山本KID徳郁、「お別れ会」のドレスコードが「キッドイズム」!魔裟斗、須藤元気らのコメントをまとめてみた!

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9月18日に胃がんのため亡くなった格闘家の山本“KID”徳郁さん(享年41歳)の「お別れ会」が11月4日、東京・青山葬儀所でしめやかに執り行われました。

同じく格闘家の魔裟斗さんをはじめ、須藤元気さん、の元WBA世界スーパーフェザー級王者の内山高志さん、元KAT-TUNの田口淳之介さん、ビデオメッセージで俳優の窪塚洋介さんら関係者約1000人が故人をしのびました。

今回は参列者のコメントを集められるだけ集めてみました。

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参列者のコメント

「お別れ会」は11月4日、8時45分より開始されました。

参列者は格闘界をはじめ芸能界など、幅広く山本KID徳郁さんの人柄をしのばせます。

そんな山本KID徳郁さんに参列者が贈ったコメントをまとめてみました。

まずは須藤元気さん。

須藤さんはレスリング会場でKIDさんと会っていたのだそうです。

その時は

「最近どう?という話を。まさか病気をしているとは思わなかった。いつも通りだった」。

(Yahooニュースより引用)

そうです。

「残念。病気には勝ってほしかった。まさか、こんなに早く…」。

「KIDさんは湿っぽいの好きじゃないので、ありがとうと。来世でも戦うこともあるかもしれないが、次は負けない」

と格闘家らしいコメントを贈られました。

次は武蔵選手。

「いろんな選手と戦ってきたがオーラがあって、キラキラしていて、怖いと感じたのはKIDが初めてだった」

「順番でいくと僕のほうが先なのに逝ってしまって。もう会えないのが寂しいし、残念。でも仕方がないですね」

(Yahooニュースより引用)

同じ所属ジム「KRAZY BEE」の矢地祐介選手は

「正直まだKIDさんの訃報を受け入れられない自分がいます。たくさんの優しさ、たくさんの愛を、KIDさんに、ジムに恩返ししていこうと思った矢先の訃報でした。なので、悔しい思いでいっぱいです。安心して下さい、KIDさんの魂は俺等選手たちに確実に受け継がれています。ゆっくり休んで下さい。KIDさん、いままで本当にありがとうございました」

(Yahooニュースより引用)

とコメント。

コメントの最中も涙を流していたそうです。

KIDさんの跡と受け継いで格闘界をどんどん盛り上げていってほしいですね。

山本さんの姉・美憂選手の息子である総合格闘家の山本アーセン選手は叔父であるKIDさんに

「ノリ、ごめん。みんなみたいに手紙書いてない」

「いつも俺の逃げ道を作ってくれてありがとうね。そこからずっと服装だったり、音楽だったり、全部お下がりもらったり、着るのが楽しかった。ノリを受け継いでいるな、ありがとう」

「今、やっと格闘技の楽しさとかが分かってきたのに今、逝ってもらったらきついな。一緒にやりたかったな。でも、その分、頑張るからから。ノリに心配かけないように、怒られないように、2倍頑張って、観客を沸かせて、その声を届けるから聞いていてね。俺も絶対に諦めないから。最後の最後まで戦って、ノリさんのところにチャンピオンベスト巻いていくからね、待っててね!」

と誓いを立てたそうです。

「神の子」の血統を受け継ぐアーセン選手。

この日、精神も受け継いだんですね。

今回の「お別れの会」の発起人の一人でもある俳優の窪塚洋介はビデオメッセージでKIDさんにこんなメッセージを贈られました。

「僕があの人のことを好きなところは自分に素直なところ。そのまんま、なるべくウソが無いようにまっすぐ生きて、太く短くっていう人生を歩くことに結果なったんだなと思う」としみじみ。「残していく心苦しさ、寂しさ、KIDくんが亡くなってから“自分だったら”と考えざるを得なかった。子供が可愛い瞬間にいつもKIDくんが出てきて、どんな気持ちなんだろうなって。何も手が付かなくなっちゃったりした」

「ロンドンで大きな仕事の最中で、そこは自分の中で踏ん切りをつけて、考えないようにしてたところが正直あった」

「1カ月近く経って、ウソみたいですよね。本当にいなくなっちゃったんだなっていう。ヒーローっていうか…俺らに格闘技っておもしれーって思わせてくれた一人、でっかい人だと思う」と率直な思いも「そのままでいいのに、みんなのことまで気遣って、不器用でうまく言えないけど、こうやってしゃべっていても、会えなくなっただけというか、俺、そんな頻繁に会ってたわけじゃないから。正直、実感がわかないというのもどっかにあって、そのくせ、いっぱい思い出しちゃったりする」

「“あの人の分も…”とか言うのは簡単だけど、スゲー戦っていた人で、最後は病気とまで戦っていた人だから、俺の中にいるKIDくんがこれからも一緒にいるし、パワーをくれるし、いつでも会えるからと思って、会わないでいたまんま。俺もそのうち逝くし、その時笑ってまたできたらいいですね」

(Yahooニュースより引用)

仕事でロンドン滞在中の訃報だったそうです。

コメント見る限りでは窪塚さんもかなり不器用そうな人柄で、その辺りでKIDさんと波長が合ったのかもしれませんね。

KIDさんの実姉、山本美憂さんは

「あのまんま、私もKIDも自由にやりたいことを貫いたという感じ。本当にKIDがいたから今の私があるので、凄く感謝しています」

「小さい頃からずっと一緒にいてくれて、弟だけど守ってくれて、最後は私のコーチでしたから弟の背中を見ていて、凄くいい思い出ばっかりです」

「格闘技の舞台で花道とかで羨ましそう見ていたところを私のデビュー戦で一緒に2人で出てこられたのは凄い嬉しかった」

「KIDのセコンドの試合で勝った試合がなかったから、それでちょっと悔しい」

「ノリがリングに立てない分、私が立ちます」

「いつも一緒。これからどんどん上り詰めていくところを一緒に駆け抜けていきたい。まだ選手なので頑張ります」

「本当に最後の最後まで強かった。痛いとか本当に言わずに、自分がつらいのに、見つけたキックの動画を送ってきたりとか、最後の最後まで涙も見せずに。私は泣いたところ見てないですけど、私が勝った時は泣いたらしいです」

「私とは最後まで練習のことばっかりしゃべっていた。美優はまだキックができてないからちゃんとやれよって。私に関しては、勝たせたいという気持ちがいっぱいだったから」

「本当に辛いことは言わなかったですね。最後まで病院で兄弟ゲンカとかしてましたから。最後まで怒られてました」

(https://www.sponichi.co.jp/battle/news/2018/11/04/kiji/20181104s00003000316000c.htmlより引用)

と一緒にいた時間が長いだけに思い出もたくさんあるようです。

実の兄弟姉妹でも、疎遠の間柄になっている人はたくさんいます。

むしろ、これほど密度の濃い姉弟の方が珍しいのではないでしょうか。

こんなに密度が濃いと美憂さんの夢の中にKIDさんが出てき、トレーニングをさせられそうですね。

この男なしには語れない、魔裟斗選手

最後はやはりこの男。


(画像はhttps://www.sponichi.co.jp/battle/news/2018/11/04/kiji/20181104s00003000296000c.htmlより引用)

KIDさんの最後の対戦相手、そして良きライバル、魔裟斗選手。

インスタグラムでもKIDさんにエールを贈った魔裟斗選手。

そんな魔裟斗選手のコメントです。

「きょうを迎えるまでは渋谷あたりで突然『お、魔裟斗くん』と笑われそうでしたが、この場に立つと本当にこの世にいないんだなと実感が込み上げてくる。本当に残念でなりません」

「2004年にリング上から解説席にいた自分に『2人で大みそか試合やって盛り上げよう』と大阪ドームで戦った試合。アドレナリン出まくって、唯一戦って楽しかった試合で、本当に盛り上がりましたね」

「当時、必死に闘っていてまさに戦友でした。メディアの前ではやんちゃなコメントばかりだったけど、小さい体で体重差がある相手にも真っ向勝負している姿は、根っからのアスリートで、素晴らしいファイターだった」

(https://www.sponichi.co.jp/battle/news/2018/11/04/kiji/20181104s00003000296000c.htmlより引用)

2015年大みそかでの試合においても

「あれが結果、最後のリングになったのも運命的なのかもしれません」

(https://www.sponichi.co.jp/battle/news/2018/11/04/kiji/20181104s00003000296000c.htmlより引用)
試合後に

「お酒でも飲んで思い出話したかった」

(https://www.sponichi.co.jp/battle/news/2018/11/04/kiji/20181104s00003000296000c.htmlより引用)

そうですが、

「実現しなかったのが心残り」

(https://www.sponichi.co.jp/battle/news/2018/11/04/kiji/20181104s00003000296000c.htmlより引用)

となってしまったそうです。

最後に魔裟斗さんは

「新しい家族もできて、これからって時に病気になってしまって悔しかったと思う。これからはキッドイズムを持った後輩たちが、KIDのファイトスタイル、魂を継承して格闘技界を盛り上げてくれると思うのであの世で見守ってあげてください」

最後の最後まで現役選手おつかれさまでした。KID、いままでありがとう」

(https://www.sponichi.co.jp/battle/news/2018/11/04/kiji/20181104s00003000296000c.htmlより引用)

とねぎらいと感謝を込めて締めくくりました。

KIDさんの心中を鑑みた参列者のドレスコード

今回のKIDさんの「お別れの会」は他ではあまり見られないドレスコード。

報道では「試合観戦、応援にいくような服装」でという内容でしたが、「KRAZY BEE Official」ブログでは

ファンの皆様へ。

山本KID徳郁のお別れ会は、11月4日日曜日14時から15時に青山葬儀場にて開催させていただきます。
献花の際に着用して頂けるよう返礼品として限定メモリアルTシャツをご用意しております。

沢山の方々に献花していただけましたら幸いです。
当日の服装はご自由な服装でお越し下さい。

(https://ameblo.jp/krazybeeofficial/entry-12413414541.htmlより引用)

となっておりました。

暗い雰囲気を嫌うKIDさんの気持ちを鑑みてのことなのでしょうね。

まとめ

11月4日、胃がんのため亡くなった格闘家の山本“KID”徳郁さんのお別れの会が執り行われました。

関係者約1000人、献花に訪れたファンは約5000人。

小雨が降る中、集まってくれた多くのファンに、寂しがり屋なKIDさんは遺影と同じ弾けんばかりの笑顔を向けてくれたことでしょう。

「人は2度死ぬ」

最初は肉体の死。

2度目は人々の記憶から完全に消えてしまったとき。

山本KID徳郁さんが本当の意味で亡くなるのは、もっと先のことになるのではないでしょうか。

・合わせて読みたい→「山本KID徳郁さん、胃がんだった!2年以上の闘病生活と胸中は?

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