ボクシング界の天下一武道会、WBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)。
日本からはWBA世界バンタム級王者・井上尚弥選手が出場し、準決勝に駒を進めています。
その準決勝は当初3月までに開催といわれていましたが、ここにきてずれ込む見込みと報道されました。
そこで気になるのは、開催時期と出場選手のコンディション!
問題は出ないのでしょうか?
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井上尚弥のWBSS準決勝は順延か 「最短4月」と米報道、Wヘッダー形式で実施へhttps://t.co/ro7OdMJYIk
— THE ANSWER (@theanswerc2) 2019年1月13日
準決勝開催は最短で4月!
報道によりますと
大会3階級の準決勝は3月までの開催が見込まれていたが、米ボクシング専門誌「ザ・リング」は「最短で4月開催」とレポート。当初よりずれ込む見込みで、形式も各階級ごとにダブルヘッダーが浮上しているという。
(https://the-ans.jp/news/48884/より引用)
ということで、原因は既報の通り大会の株主同士の出資比率を巡る対立のようですね。
報道ではさらに
「問題が起きても驚きはない。だが、幸運なことに、このスポーツにおける問題は今のところ、片付いているように見える」
(https://the-ans.jp/news/48884/2/より引用)
としており、ゆっくりではありますが、着実に開催に向けて準備が進められていると締めくくられています。
しかし、スーパーライト級、クルーザー級、バンタム級の3階級の準決勝2試合を同日にダブルヘッダーで行うなどの情報を出ており、会場確保やそれに伴う資金繰りなど、いまだ安定した運営はできていないようです。
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井上選手の試合は5月が濃厚?
日本のボクシングファンにとって気になるのは井上尚弥選手がリングに立つバンダム級準決勝の日程でしょう。
当初、準決勝を行う選手は2月か3月(井上選手は3月)にリングに立つ予定でした。
しかし、諸々の事情により最短でも開催は4月。
現在進められているスーパーライト級の2試合は5月11日か18日、スコットランドのグラスゴー開催が有力らしいのですがバンダム級には言及がされていません。
仮にスーパーライト級と同じ5月開催と仮定しても、1回戦のフアン・カルロス・パヤノ戦(2018年10月7日)からは7か月空くことになります。
これが選手の体調管理やモチベーションなどのコンディションにどう影響を与えるのか、気になるところです。
コンディション維持は大丈夫か?
早くて1か月、遅ければそれ以上に遅れるWBSSバンダム級準決勝。
事実上の決勝と前評判も高いカードだけに、スーパーファイトを期待するファンも少なくないでしょう。
そこで、井上尚弥選手はもちろんのこと、対戦者のIBF世界王者エマヌエル・ロドリゲス選手のコンディションへの影響が気になるところではないでしょうか。
今のところ、2人とも主だった情報は報道されていません。
体重管理などは逆に期間が長い分、しっかりと調整できるかもしれませんね。
しかし、問題はモチベーション。
試合の日程が決まっていないだけにモチベーションのコントロールはやり難いのではないでしょうか。
観戦する側としては、その辺りの仕上がり方を見るのも楽しみの一つ。
特にロドリゲス選手はわざわざ対井上対策の合宿まで行っていますから、相当な気合の入れようです。
一方の井上選手も弟の拓真選手がWBC世界バンタム級暫定王座決定戦で勝利をおさめていることで良い刺激になっていることでしょう。
どちらかといえば選手のコンディションの心配よりも、運営側の状況を心配した方がよいかもしれませんね。
まとめ
ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)の3階級準決勝。
当初3月までの開催が見込まれていましたが、米ボクシング専門誌「ザ・リング」により「最短で4月開催」と報じられました。
現在、公の情報ではスーパーライト級の2試合。
5月11日か18日にスコットランドのグラスゴーで開催を目指しているということですが、バンダム級にはついては言及なし。
しかし、日程は今月末に発表される見込みとも報じられています。
日程が不安定であるため、出場選手のコンディション面に影響が出ないか心配ですが、それ以上に運営側の準備が心配です。
ファンとしてはまず今月末に正確な日程が発表されることを祈るばかりです。
・合わせて読みたい→「井上尚弥参戦のWBSS、軌道修正で消滅回避?ギャラ支払われるも試合会場は未確定!」
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