「ボクシング・WBSS1回戦、WBA世界バンタム級タイトルマッチ」(7日、横浜アリーナ)、で王者・井上尚弥選手が、同級4位で元同級スーパー王者のフアンカルロス・パヤノ選手に1R1分10秒KOで勝利淳家一緒進出を果たしました。
17戦15KOの戦績を持つ井上尚弥選手。
KO慣れしている井上選手でも今回は特別なKOではなかったでしょうか。
しかし、トレーナーでもある井上選手の父、真吾さんにはトレーナーとして悩みがあるそうです。
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【秒殺】井上尚弥が初回KO勝ちでWBSS初戦突破https://t.co/nAJAuL3oC9
フアンカルロス・パヤノを初回KOで下し準決勝進出。ワンツーの右でぶっ倒した。井上尚弥の通算戦績は17勝15KO無敗。 pic.twitter.com/9uaqPCDxGN
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2018年10月7日
井上尚弥選手のプロフィール
まずは井上尚弥選手のプロフィールです。
本名 井上 尚弥
通称 Monster(怪物)
階級 バンタム級
身長 165.2cm
リーチ 171.0cm
国籍 日本
誕生日 1993年4月10日
出身地 神奈川県座間市
スタイル 右ボクサーファイター
(https://ja.wikipedia.orgより引用、抜粋)
戦績は以下の通りです。
プロボクシング戦績
総試合数 17
勝ち 17
KO勝ち 15
敗け 0
WBSSのザワーランド代表からは「惑星ナンバー1のパンチャー」といわれるハードパンチャー。
KO勝ちが17戦中15KOなのもうなずけます。
WBSSって何?
WBSSとはWBSSとはWorld Boxing Super Seriesの略。
現在のボクシング界にはWBA、WBO、WBC、IBFという主要4団体が存在します。
そして、各団体には各階級のチャンピオンがいます。
つまり世界には同階級でチャンピオンと呼ばれる選手が4人いるわけです。
これでは誰が最強なのかわかり難いですよね。
そこで”世界最強のボクサー”を決めようというのがWBSS。
プロボクシングのトーナメント戦のことなのです。
各団体より選び抜かれた8人の選手がトーナメント形式で頂点を目指し、3回勝てば優勝。
100万ドル(1ドル約113円換算で約1億1300万円)以上を手にするといわれています。
WBSSの参加資格はWBA、WBC、IBF、WBOのいずれかの世界王者、または、世界ランキング15位以内の選手に限られていますので狭き門ですよね。
その中で井上選手はすでに1回戦を突破しているのですから、それだけでも驚異的です。
その試合も70秒KO勝ち。
もう伝説決定の内容です。
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世界戦における日本記録を3つ更新
肝心の試合の内容ですが、開始1分過ぎ、井上選手が左ジャブからのワンツーの右ストレートをパヤノ選手に放ち、それを受けたパヤノ選手はそのままダウン。
井上選手はパヤノ選手から1発も被弾することなく試合を終えてしまいました。
WBSSの公式ツイッターでダウンを取ったシーンを流していますのでこちらをご覧いただいた方がいいですね。
🎥 WHAT. A. MONSTER!!! 🔥🔥🔥 @naoyainoue_410
It’s over after 70s of the first round!! 😳#InouePayano 🏆#AliTrophy #OnDAZN #WBSS2 #AndStill pic.twitter.com/3bkHdF7mMT
— World Boxing Super Series (@WBSuperSeries) 2018年10月7日
70秒がどれくらいの時間かというと
生中継したフジテレビで解説を務めた元WBC世界バンタム級王者山中慎介氏(35)は、「(試合中に)紹介される前に終わってしまいましたね」と苦笑で振り返った。あまりの早期決着に「いろいろ想定して準備していたんですけど、言う前に…」とあぜんとした。
(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181007-00355407-nksports-fightより引用)
となるくらいの時間です。
そして、この試合で井上選手は世界戦における日本記録を3つ更新しました。
その3つとは
・元WBA世界ライトフライ級王者、具志堅用高の6連続KO
・元WBA世界スーパーフェザー級王者、内山高志の通算10試合KO
・元WBA世界スーパーライト級王者、平仲明信の持つ92秒の最速KO記録
です。
トレーナーの悩み
そんなけた外れの強さを持つ井上選手ですが、トレーナーでもある井上選手の父、真吾さんにとってはその強さが悩みの種なのだそうです。
真吾トレーナーも「何も言うことがない」と苦笑いである。
「伸ばすために悪いところを見つけるのが自分の役目。マクドネル戦の時は、つめるときに雑なところがあった。早い決着の中でも課題はあったが、今回、駆け引きをしながらパンチを見切って集中して、あれだけの綺麗なタイミングで倒した。次の対戦相手を見て対策を練ることしかできない」
もう練習中も「気を緩めるな!」「集中しろ!」とメンタル面のアドバイスしかできないという。
(Yahooニュースより引用)
その強さは味方であるトレーナーをも苦しめているようですね。
まとめ
今大会でモンスター級の強さを発揮している井上尚弥選手。
準決勝はロドリゲスvsマロニーの無敗対決の勝者と来年3月、米国が開催予定地だそうです。
来年3月が待ち遠しいですね。
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