貴乃花親方の進退問題で兄弟子である貴闘力さんの爆弾発言が注目を集めています。
貴闘力さんは「スッキリ」でのインタビューでもMCの加藤浩次さんを慌てさせるほどの内容を発言。
その勢いは翌日になっても止まりません。
貴闘力さんの発言は今後どのような影響を及ぼしていくのでしょうか。
貴闘力氏、貴乃花親方と電話したことを告白「死んでも…とか言うから心配になった」 https://t.co/EYDHUxQ4pa #相撲 #sumo #スポーツ報知
— スポーツ報知 (@SportsHochi) 2018年9月27日
「スッキリ」での爆弾発言
最初の発言は9月26日放送の日本テレビ「スッキリ」でした。
番組MCの「極楽とんぼ」の加藤浩次(49)は、一門への所属を義務付ける新たなルールについて「(協会は)内閣府から言われてそうしたと言っているけど、このような結果(貴乃花親方の引退)に落とし込むルール、嫌がらせじゃなかったのかって、僕の勝手な想像なんですけどそういう部分はどうですか」とコメンテーターに質問。他の出演者が否定する中、貴闘力は「あったと思います」と主張した。
続けて「(貴乃花親方を追いつめる意図が)ありますねって言ったら、また怒られるかもしれないですけど。『お前、変なこと言ったら子どもいじめるよ』って言われたら何も言えないじゃないですか」と苦笑。加藤が「そんなことあるんですか」と驚くと、「それはありますよ。正直な話、俺が協会をクビになるときに、理事全員の目の前で『協会に不利益になることを言ったら…。子どもが相撲取りになるんだからちゃんと静かにしとけよ』って言われて。それで今までずっと言わないで我慢していた」と明かした。この発言にスタジオは騒然。加藤も「きょう言っちゃったということですね」とあわてていた。
(https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2018/09/26/kiji/20180926s00005000132000c.htmlより引用)
という破壊力抜群の内容。
「嫌がらせを受けた本人で、生き証人です」と言っているわけですからとんでもない発言です。
しかも、貴闘力さんの三男、納谷(18=大嶽部屋)は既に角界入りしているわけですから、納谷の今後も思わず心配になってしまいます。
貴乃花親方と直接電話で話して
貴闘力さんは26日に貴乃花親方と直接電話で話をしたそうです。
報道されている内容は以下の通りです。
前日の26日に、貴乃花親方と「連絡したらつながったんで、10分、15分ぐらいちょっとしゃべった」という貴闘力は「どうよ、落ち着いた?」と投げかけると、同親方は「今、まだ部屋のいろいろ後片付けとかあるんでバタバタしています」と返したという。25日の突然の引退発表後、貴乃花親方の兄弟子である貴闘力はさまざまなテレビに出演し、コメントしている。それについて、貴乃花親方にも「俺がテレビで余計なこと言うけど辛抱しといてな」と話したとし、同親方は「どうぞ、どうぞ」と答えていたという。
ただ、「引退のことについては話していない」とし、「俺がテレビ出ているのに、それを探っているみたいで嫌じゃないですか」とその理由を告白。ただ、そんな中でも、同親方に電話したのは「(記者会見で)俺が死んでもとかそういうこと言うから、絶対そういうことするなよって(言った)。それで心配になって電話したんです」とし、親方には「一人で背負い込まないで、これからのこととかあったら、相談してよ。何でもできることはやるからって言った」と伝えたという。親方も「ありがとう。大丈夫だよ」と話していたことを明かした。
(https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20180927-0084.htmlより引用)
内容から貴闘力さんは親方の今後というよりももっと差し迫ったことを心配していたようですね。
また、貴闘力さんは貴乃花親方には
「オレらが困った時に助けるって言った時に(ある人物が)口では言っても、やってることはまるっきり逆だったり。そういうことは多々あるんですよ。それを貴乃花は、オレらの仲間だから、それをきつく質すじゃないですか。そうしたら、本人は謝るしかないじゃないですか、謝っても心の中ではいつか貴乃花潰してやるぞって思うヤツがいっぱいおるということです」
(https://news.goo.ne.jp/article/hochi/sports/20180927-134-OHT1T50109より引用)
と発言しています。
また状況においても
「本人は正直に一生懸命に相撲協会を改革していい相撲協会をやっていこうと思っても、いい悪いは別にして、いろんな考えって人間あるから、そこに反対側の感覚が圧倒的に多いわけだから」
(https://news.goo.ne.jp/article/hochi/sports/20180927-134-OHT1T50109より引用)
という発言からもわかる通り、貴乃花親方にとってはかなり辛い立場であると認識されているようです。
そして内閣府からの通達に関してもこう言及しています。
「もとに戻す必要ない。理事にするための集合団体みたいなもん。そこに対して結束力とか、一部屋総当たり制になっているわけだから、こういうことはする必要ない。100人ぐらいの組織で統制が取れないってアホでしょ」と断じ「内閣府から5つの一門にしなさいって通達が来ているとかいう話を聞きましたけど、そんなあり得ないですよ普通は」と指摘した。
(https://news.goo.ne.jp/article/hochi/sports/20180926-134-OHT1T50064より引用)
また、無所属である貴乃花親方は5つある一門のいずれかに入る必要があることについて、
貴乃花親方は「まず二所一門は貴乃花を入れないって言っていた」とかつて所属していた二所ノ関一門から拒絶されていた
(https://news.goo.ne.jp/article/hochi/sports/20180926-134-OHT1T50064より引用)
ということを明かしています。
実は
伊勢ヶ浜に入れようとか、言って、伊勢ヶ浜親方もOK取れたんだけど、他の古株の親方がダメだとか、そういうことがいろんなことがあって、本人もそういう形になって協会に入れないとか
(https://news.goo.ne.jp/article/hochi/sports/20180926-134-OHT1T50064より引用)
という情報も持っておられていて、貴乃花親方が締め出しにあっている状況も把握していらっしゃるようです。
貴乃花親方現在の様子についても
「本人は辞めるって時点で吹っ切れてますよね」と様子だったことを明かし、「どうなるかわからないですけど、協会を訴えてやろうとか、さらさらないと思いますよ」
(https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20180927-0076より引用)
と代弁されています。
暴露はまだまだ続く?
ここまでみているとやっぱり頭に思い浮かんでしまいますね、日本体操協会が第三者委員会設置して調査中の「パワハラ問題」。
構図が似てますよね。
しかも、両方とも応援に立つのが協会側に籍を置いたことのある身内とも呼べる人物。
人数だけを見ると日本体操協会の場合は池谷幸雄さんをはじめとして、OBが一斉蜂起といっても過言ではないほど声を挙げましたが、今回の問題は貴闘力さんだけ。
そういう意味では日本相撲協会の壁はかなり厚いといえますし、また貴乃花親方の方にもこちらからは見えないところで落ち度があるとも考えられます。
しかし、貴闘力さんは貴乃花親方との電話において
「俺がテレビで余計なこと言うけど辛抱しといてな」
と進行形のいい方をしていることから、まだまだ言い足りないことはありそうです。
もしここで貴闘力さんが口をつぐんだ時は、たぶん注目が一斉にご子息の納谷に注がれることになるでしょうね。
なにせ日本相撲協会からは
『お前、変なこと言ったら子どもいじめるよ』
と言われているそうですから。
まとめ
貴闘力さんが日本相撲協会に対して良いイメージを持っていないことは承知しています。
しかし、それ以上に貴乃花親方に対して心を砕いておられるようです。
報道によると貴乃花親方の退職は10月1日に開催される臨時理事会で正式に退職が決まるそうです。
しかし、まだしばらくは過激な発言がメディアを賑わすことになりそうですね。
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