ボクシング・WBO世界スーパーフライ級王座決定戦、井岡一翔 VSドニー・ニエテスで井岡選手は判定負け。
4階級制覇を逃してしまいました。
しかし、その試合内容はジャッジ3人を採点で悩ます好試合。
今回の試合についてファンはどんな感想を持ったのでしょうか?
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井岡一翔、日本初の4階級制覇ならず マカオで1-2僅差判定負け/ファイト/デイリースポーツ online https://t.co/ZTuFkTHZTT #DailySports
— デイリースポーツ (@Daily_Online) 2018年12月31日
試合の内容
両者、4階級制覇がかかった試合は大変な接戦となったようです。
緊迫感ある攻防は2回から打ち合いに転じ、4回にはニエテスが強烈な右フックから左フックを返す。井岡は宝刀の左ボディーを織り交ぜながら前に出るが、ニエテスのカウンターも鋭い。両者ダウンのないまま一進一退の攻防でフルラウンドを戦い抜いた。スコアは118-110、116-112で2人がニエテス。1人は112-116で井岡だった。
(https://www.daily.co.jp/ring/2018/12/31/0011947143.shtmlより引用)
前回の復帰戦、海外のファンにアピールするため、国内で戦っていた頃のディフェンシブな戦い方を捨て、アグレッシブに攻めるスタイルチェンジもあった。今回も前に出たのは井岡だったが、打ち終わりに見栄えのするカウンターを合わせてきたニエテスを2人のジャッジが支持した。
両者ダウンはなく、3階級王者の激突は最後まで緊張感のある攻防は続いた。判定は1-2と割れたが、ニエテスを支持した米国人ジャッジは8ポイント差をつけた。ジャッジにも難しい試合で3人のジャッジがそろったのはニエテスが10-9で取った10回の1ラウンドだけ。残り11ラウンドは採点が割れ、3人のジャッジがそろって井岡につけたラウンドは1ラウンドもなかった。
(yahooニュースより引用)
3人のジャッジの意見が揃ったのは12R中1回だけということからいかに接戦だったのかが伝わってきますね。
残念なこととに、その意見が揃った1回がニエテス選手だったのが残念なところです。
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ファンの反応は?
試合後に報道された記事のコメント欄を覗いてみました。
点差ほどの差はなく、どちらが勝っても可笑しくない内容の良い試合だった。
井岡は残念ながら敗れたが、次に向けて頑張って精進して貰いたい。
挑戦者のつもりで、もっと手数を出して攻撃をして欲しかったが、相手がカウンターを取るのが上手いし、狙っていたのが分かってたので、そこが難しかったのかも、どちらもクリーンヒットを貰わずディフェンスは一級品で接戦やったと思う。
惜しい試合だったと思う。
井岡が攻め、ニエテスがカウンターを狙う序盤から中盤の展開。
終盤を取れば井岡の勝ちかと思ったが採点には関係無かったのは意外。
もし、再戦があれば井岡がニエテスのパンチを交わしながら戦えば一方的な判定勝も可能かと思う。
ぜひ再起してほしい。
12R動きも止めずヒリヒリした試合でした。相手も素晴らしいボクサーでした。悔しいでしょうが、胸をはってほしいし自分が納得するボクサー人生を送ってほしいです。いい試合でしたありがとうございました
どちらが勝ってもおかしくない、ボクシングを知る玄人好みの試合でした。引き分けかなと思ってましたが、ジャッジの見方で分かれましたね。井岡のスタイルが以前に比べて好戦的になっていたのは好感が持てました。
いつものアウトボクシングをする井岡なら、ディフェンス面で有利な判定になってたと思う。しかし、単純なポイント稼ぎではなくダウン又は効果的なポイントを取りに行っての前に出るボクシングが狙いだったのなら、負けはしたもののそれは井岡の進化だし、プロのジャッジをも悩ますに値するいい試合だったということ。個人的に井岡の試合はKOでなくても面白いし、判定勝ちに持ち込める技術には定評がある。次の試合はぜひ勝ってほしい。
WBO初参戦だから負けたのかもな。と思えるくらい良い試合だった。勝負の行方はどっちに転んでもおかしくなかったと思う。勝ちか負けかでの差は大きく残念だが、今後の活躍に期待したくなるエキサイティングな戦いぶりだった。日本でも井岡批判は多かったが、復帰後の2試合を見て、そういうものもなくなるのではないだろうか?もう逃げてもいないしチキンでもないと思う。個人的には井上尚弥の次に期待したくなるファイターだ。
うまいな と観ていて思った。なかなかこういう試合は観れないな。
井岡選手は負けたが、双方 防御優先で、KO見たい人には退屈だったと思うが、自分的には高ランクの試合だったと思う。
井岡選手は、まだまだイケる選手だと確信できた試合だった。
(yahooニュース該当記事のコメント欄より引用、抜粋)
コメント欄には「実力差はほとんどない」、「良い試合だった」、「開催地が日本なら勝っていた」など日本のファンには好印象を与えた試合内容だったようです。
結婚祝いにはできなかったが・・・。
井岡選手は試合前に12月26日に行われたサッカー日本代表で浦和レッズDF槙野智章選手と女優の高梨臨の挙式・披露宴の話をしていました。
その時
「大みそかに僕が勝つことで、お祝いにしたい」
(https://www.nikkansports.com/battle/news/201812270000790.htmlより引用)
と話していたそうですが、今回は4階級制覇をお祝いにすることができませんでした。
誰から見ても内容のよい試合だっただけに井岡選手としてはとても無念だったのではないでしょうか。
まとめ
ボクシング・WBO世界スーパーフライ級王座決定戦。
「井岡一翔 VSドニー・ニエテス」戦は井岡選手の判定負けで幕を閉じました。
試合の内容はジャッジの意見が割れて、且つファンも満足の好試合。
4階級制覇は持ち越しとなってしまいましたが、今後の井岡選手の活躍を予感させる試合となりました。
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