よろずや瓦版

お役立ち情報を片っ端から集めてくるサイト

社会・政治

新元号、4月1日に事前公表!世間で予想される不都合とは?

投稿日:

1月1日未明、政府は5月1日の新天皇即位に伴って改める新元号を4月1日に閣議決定し、事前公表する方針を固めたことが報道されました。

新元号が代替わりに先駆けて公表された例はないということですが、昨今の事情ではそんな悠長なこと言っていられません。

世間では4月1日では遅すぎるという意見も出ていますが、どんな不都合があるのでしょうか?

スポンサーリンク

事前公表の理由

事前公表の理由はを以下のように報道しています。

改元をめぐっては、明治以降引き継がれてきた天皇一代に元号1つとする「一世一元制」を重視する立場などを踏まえ、保守層からは新天皇のもとで新たな元号を定めるべきだとして事前の公表に否定的な声も出ていました。

安倍総理大臣が新元号を4月1日に決定する方針を固めた背景には、国民生活に影響が及ぶことを避けるため、税や社会保障などの行政システムの改修に万全を期す必要があるという判断があったものとみられます。

(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190101/k10011764591000.html?utm_int=news_contents_news-main_001より引用)

元号そのものは皇太子さまが即位される5月1日午前0時をもって改められるそうです。

しかし、世間では「それでは遅い」と批判的な意見が出ています。

その理由とはいったい何なのでしょうか?

スポンサーリンク

今の社会はすべてコンピュータ管理で回っている

具体的にどんな意見が出ているのかコメント欄を覗いてみました。

新元号になるまで1ヶ月でシステムを変えなければならない。
民間向けのシステムは西暦対応を取るところが多いけれど、行政システムは和暦オンリー。
一ヶ月間、改修とテストで残業する社員多くなるんだろうな。
働き方改革と真逆のやり方だね。

政治家はいろんな意味で世間知らず。

役所は、システムの会社に頼らない訳にいかないし、バグが出ても自分で直せないので、本当今日にでも発表して欲しいくらい。
昭和から平成になった時とは比べようが無いくらい、デジタル化された物が多いから、問題ないでしょうっていう人はそういう物が自分の生活に影響及ぼしてみないと分からないのでしょうね。

もっと早くてもいいと思う。
30年前と違って、色んなものがシステム化されてるから、
その1ヶ月で色んなもののシステム改修やら書類の訂正やらをするのは、
民間企業にかなりの負担を強いていると思う。

現在のシステム開発の納期は分からないけれども、10年や20年前では最短でも、3カ月で行っていたと思います。まあ、改元のことは昨年から伝えられていたので、事前調査は済んでいると思いますが、直せば良いということではなくて、関連する書類や資料作りも含むので、年明け早々SI業界は、忙しくなるでしょうね。ホントにタイミングがいつもいつも悪いですね。

行政システムが1ヶ月で改修できるわけないだろ。行政システムも税金。税金だから、応用のきく複雑な改修は費用がかかってできない。次の次の元号には対応できない改修をせざるを得ない場合もある。5/1に完全にシステムができると思わないでほしい。

概ね仕事は西暦でやっているから自分の仕事には特に影響ないと思うけど、システムを変えないといけない部署は大変そうだ。一月では時間足りないのでは。

大規模オンプレパッケージのシステム屋です。
システム独自の部分はこちらの改修を頑張れば、いつでもどうにでもなる。
が、各省庁への申請が伴うデータや帳票はそうもいかない。2019年を「平成31年度分」と表現するのか、「新元1年分」と表現するのか、早く回答を。。。
その辺は元号決まってなくても今から決められるでしょう。。。

(yahooニュースコメント欄より引用、抜粋)

世間が一番気にしているのは現在のシステム面です。

とにかくパソコンがないと何もできない、それが現在の日本です。

そして、コンピュータは細かい指示を与えてやらなければ、正確に仕事がこなせません。

そのために、それなりの期間をかけてシステムの改修、バグ取り、運用テストなどを行います。

通常は何か月もかけて行う作業を今回は1か月で完了させなければなりません。

それだけではなく、使用する側にも影響が出てくる可能性があります。

システムを変更するにあたり、大なり小なり操作手順などが変更される恐れがあるからです。

いずれにしてもシステム系の企業に勤める技術職は、ここからシステム改修が終わるまでとんでもない忙しさになることだけは確かです。

まとめ

政府が5月1日の新天皇即位に伴って改める新元号を4月1日に閣議決定し、事前公表する方針を固めました。

しかし、世間では4月では遅すぎるという意見が出ています。

その理由は現行システムの改修。

元号が変わることにより、システムの改修が必要になるためです。

1か月の期間で完全なシステムとして改修できる可能性はあまり高くないといえるでしょう。

安倍総理大臣は今月4日に記者会見を行うことにしていて、こうした方針を表明するそうです。

当然、報道記者からもこの類の質問はされると思います。

それに対して、安倍首相がどのような回答をするのか注目されます。

スポンサーリンク

-社会・政治
-, , , ,

執筆者:

関連記事

消費税、増税対策のクレカ決済のポイント還元案は日本の風土に合わない!スウェーデンの人々の不満とは?

まだ本決まりではありませんが、消費税の増税により景気が冷え込まない対策として「ポイント還元」案が出ています。 「ポイント還元」案には様々の問題があり、物議をかもしていますね。 世界はキャッシュレス化に …

不正入試の東京医科大とアメフトタックル問題の日大、助成金交付保留!私学助成金とは?世間の反応は?

東京医科大学と日本大学の私学助成金の交付が保留となりました。 東京医科大学は不正入試、日本大学はアメフトの危険タックル問題がネックになったようです。 この報道は世間にどんな印象を持たせているのでしょう …

韓国の国会議員13人が竹島「上陸」!河野外相ついに動くか?

観艦式の旭日旗問題も冷めやらぬ間、今度は竹島(島根県)に韓国の国会議員が上陸しました。 この行為に河野外相は不快感をあらわにしていますが、最近は年に1~2回のペースで上陸が常態化していることから対策を …

パワハラ問題、企業は防止措置義務化へ!覚えておくべき判断基準に効果はあるのか?

3月8日、政府がパワハラ(パワーハラスメント)を防ぐ措置を企業に義務づける法案を閣議決定しました。 仮に今通常国会で成立すれば、企業は相談窓口などを設ける必要が出てきます。 パワハラ(パワーハラスメン …

男性だけの職場、潜水艦にも女性起用!少子化の波はここまで来た?

海上自衛隊唯一の男性だけで構成さされた潜水艦乗組員にも女性を起用する報道がされました。 本格的な起用は2023年度からとなるようですが、その背景には少子化などによる「なり手」不足があります。 「なり手 …