今年の夏に引退を撤回し、大晦日に中国マカオにおいてWBO世界スーパーフライ級王座決定戦で日本選手初の世界4階級制覇に挑む井岡一翔選手。
計量も無事にパスして、あとは本番を迎えるだけとなりました。
相手はWBO世界スーパーフライ級1位ドニー・ニエテス選手。
2人とも今回の試合に勝てば4階級制覇となるため、調整に余念がない様子。
相手のドニー・ニエテス選手とはどんなボクサーなのでしょうか?
また、井岡選手の身体の仕上がり具合は満足いくものなのでしょうか?
スポンサーリンク
井岡一翔ら6選手いずれも計量一発パス。大みそかボクシングトリプル世界戦 https://t.co/sxsoVDGqRB #スポーツ #スポーツ報知
— スポーツ報知 (@SportsHochi) 2018年12月30日
計量も1発パスだが・・・。
井岡選手の計量は51.9㎏で一発クリア。
しかしここで予想していなかった展開となったそうです。
井岡選手は17年4月の計測よりもリーチが10.7㎝、左拳が5.5㎝、胸囲が5.4㎝もスケールダウン。
この日は他に京口紘人選手、坂本真宏選手も計量をしましたが、二人ともいつもの数字より井岡選手と同様にスケールダウン。
どうやら現地のボクシングコミッションはかなりアバウトな計量をしたようです。
京口選手と坂本選手ははその時の様子を
「デタラメ。胸囲なのに腰を測っていた」(京口選手)
「音が鳴る前に体温計を(わきから)抜かれた」(坂本選手)
(yahooニュースより引用)
と笑いながら話していたそうです。
井岡選手は
「いつも全く数字は気にしていない。体も気持ちもしっかりつくれている」
(yahooニュースより引用)
といっていることから仕上がりに対して手ごたえはあるのでしょうね。
スポンサーリンク
ドニー・ニエテス選手のプロフィール
対戦相手のドニー・ニエテス選手のプロフィールを調べてみました。
本名 :ドニー・リボーン・ニエテス
通称 :Ahas、Snake(蛇)
階級 :フライ級
身長 :160cm
リーチ :167cm
国籍 :フィリピン
誕生日 : 1982年5月13日
出身地 :バコロド市
スタイル:オーソドックスプロボクシング戦績
総試合数:47
勝ち :41
KO勝ち:23
敗け : 1
引き分け: 5
(https://ja.wikipedia.orgより引用)
ドニー・ニエテス選手はWBO世界ミニマム級、WBO世界ライトフライ級、元IBF世界フライ級の世界3階級を制覇したフィリピン出身のボクサーです。
フィリピンの名門、ALAジムのアシスタントスタッフとして勤務しながらプロボクサーに転身するという異色の経歴と、入場時に蛇を体に巻いて入場するスタイルを持っているのだとか。
そして、その実力は折り紙付き。
フィリピンのボクサーで世界王座の在位期間が最も長い選手でもあるのだそうです。
そのドニー・ニエテス選手に対して井岡選手は
「小柄な選手は瞬発力がある。ニエテス選手は特に」
と警戒。
一方でドニー・ニエテス選手も
「調整に問題はない。井岡はスピードのあるいい選手だが、私も準備はしてきた。自信はある」
と語っており、井岡選手のスピードに一目置いていることは間違いないようです。
4階級制覇は結婚祝い?だれの?
井岡選手はこの試合がなければ、サッカー日本代表で浦和レッズDF槙野智章選手と女優の高梨臨の挙式・披露宴に出席していたはずだったそうです。
2人の挙式・披露宴は12月26日。
しかし、その時にはすでに井岡選手はマカオに来ていてやむを得ず欠席。
槙野選手と井岡選手は5年来の付き合いで、トレーニング法を教え合ったりもする仲なのだとか。
井岡選手は
「大みそかに僕が勝つことで、お祝いにしたい」
(https://www.nikkansports.com/battle/news/201812270000790.htmlより引用)
と話しているだけに、簡単に負けは許されませんね。
まとめ
大みそかに中国マカオで日本選手初の世界4階級制覇に挑む井岡一翔選手。
相手は同じく世界4階級制覇に挑むフィリピンのドニー・ニエテス選手です。
ドニー・ニエテス選手はフィリピンのプロボクサーで世界王座の在位期間が最も長い猛者。
簡単には勝たせてくれない相手であることは間違いありません。
世界4階級制覇を達成するのはどちらの選手なのでしょうか。
大晦日に響く試合開始のゴングが待ちきれませんね。
スポンサーリンク