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日大水泳部が部員の自殺を隠ぺい?池江璃花子は大丈夫か?

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先輩部員による暴力事件が記憶に新しい日大水泳部。

今度は2016年7月、水泳部1年生の選手が、水泳部の学生寮と隣接するプールの女子更衣室で自殺していたことが雑誌週刊誌の取材で分かりました。

警察の捜査が入る異例の事態だったそうですが、どういうわけかA選手の死が公にされること今までなかったとのことです。

なぜ、公にされることがなかったのでしょうか。

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事件の内容

雑誌週刊誌の取材では水泳部1年生の選手(A君)についてこんなことが書かれています。

「A君は関東近郊の有力校からスポーツ推薦で入学。水泳部の寮で生活していました。A君は同室の先輩との関係も決して悪くなく、悩みを抱えている素振りもなかった。自殺した朝もいつも通り練習していました」(水泳部関係者)

(http://bunshun.jp/articles/-/9177より引用)

そして、昼前に付属高校の水泳部の女子部員たちがA君の変わり果てた姿を水泳部の学生寮と隣接するプールの女子更衣室で発見したそうです。

その時の状況は

「緑色の延長コードのようなもので首をつっており、その姿を目の当たりにした女子選手の中にはショックを受け、しばらく学校に通えなくなった人もいたと聞きました」(同前)

(http://bunshun.jp/articles/-/9177より引用)

ということでした。

大学の対応

ここからが大事なところですね。

雑誌週刊誌の記事をまずはそのまま引用します。

水泳部の上野広治監督(59)は部員に対して詳しい説明をせず、A選手の自殺を部外秘とし、寮の学生は外出禁止、そしてSNSなどの更新も禁止という指示だけが徹底されたという。

上野監督は、A選手の自殺を認めたうえで、こう答えた。

「(自殺の原因について)警察も大学も調べましたが、いまだにわかりません。私も知りたいです。大学にも水泳連盟にもきちんと報告しているが、ご遺族の『事故扱いにして欲しい』という意向もあった。私は休部や活動停止も考えたが、ご遺族から『明日の朝から通常通り練習して欲しい』といわれたので、練習も試合も続けたのです」

(http://bunshun.jp/articles/-/9177より引用)

またしても「ご遺族の意向」なのですね。

しかし、違う週刊誌には少し違った内容が書かれていました。

「遺書はありませんでしたが、Aくんの死は自殺であり、事件性がないと警察は判断しました。入部3か月での突発的な死に、いじめなど部内でのトラブルが原因ではないかと疑われましたが、日大の体育会系部活を統括する体育局は寮生を聴取し、『多少のからかいはあったが問題ないレベル』だったと結論づけました」(日大関係者)

Aくんが命を絶った翌日も水泳部は休むことなく練習を行った。大学側が「いじめはない」と判断したため、部としての責任は問われなかった。

だがAくんを知る関係者は、部内に「問題」があったのではないかと指摘する。

「入部後、寮で生活するようになったAくんは、『水泳部は思ったより大変だ』と漏らしていました。もちろん強豪大学なので厳しい練習は覚悟していたでしょうが、練習以外の面で躓きがあったようです。現に彼は、『この部の雰囲気になじめない』と漏らしていた」(Aくんを知る関係者)

(https://www.news-postseven.com/archives/20181003_774568.html?PAGE=1#containerより引用)

警察の判断では自殺ということですが、遺書は無いようですね。

そして、当然のことながらいじめなど部内でのトラブルについて日大の体育会系部活を統括する体育局が寮生を聴取。

しかし、『多少のからかいはあったが問題ないレベル』と判断したわけですね。

ところが、A君は『この部の雰囲気になじめない』と知り合いに話していたようです。

そこまでわかっているのならば、ご遺族は調査の開示をを大学側に要求しなかったのでしょうか。

別の日大水泳部OBが言う。

「Aくんの遺族は大学側に調査結果の詳細を開示するようにお願いしたそうですが、それはいまだに叶っていないと聞いています。OBの中には、こうした大学側の対応に不信感を抱き、『Aくんの自殺や薬物使用疑惑について』スポーツ庁に投書した人がいます」

(https://www.news-postseven.com/archives/20181003_774568.html?PAGE=2より引用)

遺族は調査の開示をを大学側に要求しているようです。
しかし、日大は調査結果をご遺族に開示することなく、また、事件が起こったことも「ご遺族の意向」で公にすることはなかったということですね。

そして、部員に対しては詳しい説明をせず、自殺は部外秘。

寮の学生は外出禁止。

SNSなどの更新も禁止という指示を徹底させる。

つまり、事件に関しては相手がだれであれ、何も学外に出さないようにしていたということです。

これを「隠蔽」とは言わないんでしょうか?

池江璃花子は大丈夫か?

日大には来年、競泳女子の池江璃花子さんが入学されます。

池江さんはジャカルタ・アジア大会で金メダル6個を獲得、大会最優秀選手(MVP)にも選ばれた期待の選手です。

ネットでは先の暴力事件の折、池江さんの日大入学を心配する声が上がっていたようですが、これではますます心配になってしまいますね。

まとめ

日大水泳部は公になった事件が2件目。

日大はアメフト部から始まり、チア部、水泳部と不祥事が続いています。

この調子では年内にまた新たな不祥事が出てくるかもしれません。

日大の「学生ファースト」はいつ実現するのでしょうか。

いじめなどに加担しない、罪なき日大の学生たちが不憫でなりません。

 

・合わせて読みたい→日大、今年3度目の不祥事は水泳部暴力問題!本当に隠蔽する気はなかった?

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