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日体大の渡辺正昭駅伝監督、過去にもパワハラあった!学長宛て投書も黙殺?

投稿日:2018年9月10日 更新日:

9月7日発売の写真週刊誌「FRIDAY」が、日体大駅伝部の渡辺正昭監督の選手に対するパワーハラスメント(パワハラ)を報じるあたり、大学側に調査で過去にも渡辺監督のパワハラを訴える学長宛ての投書が1件あったことが明らかにされました。

当初、日体大においては渡辺正昭駅伝監督のパワハラに関する報告は「聞いたことがない」と報道されていましたが、それが一転するという事態。

なぜ、学長宛ての投書は黙殺されてしまったのでしょうか?

そのあたりを予想してみたいと思います。

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渡辺監督のパワハラの内容

まずは、渡辺監督のどのようなパワハラを学生たちにしていたのかを確認してみましょう。

渡辺監督は2015年に日体大の駅伝監督に就任。

それ以前は豊川工業高等学校で陸上部の監督を務めていました。

しかし、生徒に対してパワハラをはたらき、豊川高等学校を去ることとなります。

その時の要するはこちらの記事にまとめました。

日体大駅伝部でパワハラ疑惑!渡辺正昭監督の経歴は?

そして、今回の日体大のパワハラです。

報道によりますと

「FRIDAY」の報道では故障者に対して「障害者」、練習についていけなくなった学生に対して、伴走車から「ひき殺す」などの発言があったとされ、蹴りなどの体罰で選手に怪我をさせたとも報じられている。

(yahooニュースより引用)

とのことでかなり悪質な内容となっていますが、これだけでおさまりそうにない様子です。

調査の経過

調査の経過についてですが、パワーハラスメント疑惑が発覚した9月7日には選手ら関係者と、渡辺監督への聞き取り調査は終了していたらしいです。

同大広報課は10日、前学長の在任中にもパワーハラスメントの訴えがあったことを明らかにした。

学生への聞き取り調査の中で発覚。学生が思っている問題や意見をメールや書面で学長に伝える制度「学長目安箱」に寄せられていたという。パワーハラスメント疑惑が発覚した7日に、日体大は過去に正式な訴えや報告はなかったとしていた。

また選手ら関係者と、渡辺監督への聞き取り調査は7日に終了したとも発表。処分などについては、倫理委員会で審議中とした。

(yahooニュースより引用)

ここで重要なのは、9月7日の会見では「ない」とされていたパワハラに関する報告が、一転して「あった」に変わってしまったことです。

プライバシーの問題もあってか、

投書の時期や内容、対処について、大学広報課は「詳細については、公にできない」

(yahooニュースより引用)
とされていますが、一部報道では

7日時点では「15年の就任以降、渡辺監督によるパワハラなどの訴えは大学側になかった」との回答を大学側から得ていたが、学生への聞き取り調査から以前にも訴えがあったことが判明。前学長の在任中に設置されていた「学長目安箱」に投稿があったという。

(http://news.livedoor.com/article/detail/15284342/より引用)

という情報も流れています。

前学長時代ということですから、就任されてからそんなに日が経っていないことがわかりますね。

因みに2017年から現在までの日体大の学長は日本体操協会副会長でもある具志堅幸司氏です。

具志堅氏にとって今年は「パワハライヤー」ですね。

なぜ投書は黙殺された?

ここからは予想です。

黙殺された理由に関しては豊川工業高等学校と同じように結果を大学側が重視したからではないでしょうか。

日体大は3年連続でシード権を獲得しています。

2015年に主力選手の退部などで戦力不足でありながらも、シード権を取り続けた渡辺監督の手腕を天秤にかけて大学側が投書の黙殺をしたのではないでしょうか?

もともとパワハラで豊川工業高等学校を去ることになった人物ですから、再犯の可能性を考えないはずがありません。

それでも監督に就任させたということは、学生の身の安全よりも結果を重視した選任だと言われても仕方がないのではないでしょうか。

まとめ

かつて、豊川工業高等学校でもパワハラ問題を起こし、さらに今回日体大でも同様の問題を起こした渡辺正昭駅伝監督。

パワハラというのは常習性があるのでしょうか。

渡辺監督は9月7日より自宅待機中。

事実認定や処分の可能性については、部活動を統括する「学友会」の倫理委員会で、引き続き審議中とのことで審議の結果が待たれます。

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