10月11日に韓国南部の済州島で行われた観艦式の海上パレードで、パレード中は艦艇上に自国国旗と韓国国旗のみを掲げるよう韓国は参加国に求めましたが、その通知に従わず数か国が自国の軍艦旗を掲げて参加していたと報道されました。
岩屋防衛相は参加国の一部が自国の軍艦旗を掲げて参加したことに対して
「他国軍の運用についてコメントするのは適切ではない」
とコメントを避けましたが、ここで気になるのは自国の軍艦旗を掲げた数か国に対する韓国の対応。
どう対応するのでしょうか?
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日本が自衛艦の派遣を見送った韓国主催の国際観艦式、数カ国が自国の軍艦旗を掲げて参加https://t.co/6PBFIEbu9c
→岩屋毅防衛相は「他国軍の運用についてコメントするのは適切ではない」と言及を避けました。 pic.twitter.com/9pqNlMKnQp
— 産経ニュース (@Sankei_news) 2018年10月12日
韓国観艦式の様子
いくつかの報道を取り上げて、韓国で行われた観艦式の様子まとめてみましょう。
国際観艦式は11日、韓国南部のチェジュ(済州)島の沖合で行われ、韓国軍の艦船をはじめ、アメリカ軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」など、11か国の合わせて39隻が参加しました。
(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181011/k10011667871000.htmlより引用)
海外からは米国の原子力空母など10カ国の艦艇15隻が参加した。現地からの映像や情報によると、このうち軍艦旗として国旗を使用している米国を除き、オーストラリア、タイ、シンガポール、カナダなどの艦艇が国際常識に従い、軍艦旗を下ろさずパレードに参加したもようだ。
(https://www.sankei.com/world/news/181011/wor1810110029-n1.htmlより引用)
国際観艦式をめぐっては、主催する韓国が招待国に対し、自国と韓国の国旗だけを掲揚するように要請して、事実上、日本の自衛艦旗である旭日旗を掲げないよう求めた。
このため、日本は「国連海洋法条約などで義務づけられている」として要請には応じず、参加を見送っている。
(https://www.fnn.jp/posts/00402945CXより引用)
一方、韓国は観艦式で文在寅(ムン・ジェイン)大統領が演説をした駆逐艦に「抗日」の象徴として英雄視される李氏朝鮮の李舜臣(イ・スンシン)将軍の旗を掲揚した。
(https://www.sankei.com/politics/news/181012/plt1810120008-n1.htmlより引用)
(画像はhttps://www3.nhk.or.jp/news/html/20181011/k10011667871000.htmlより引用)
報道をまとめると、
国際観艦式は予定通り11日、韓国南部のチェジュ(済州)島の沖合で行われた。
参加国は11か国で39隻が参加。
しかし、事前にパレード中は艦艇上に自国国旗と韓国国旗のみを掲げるよう要求していた韓国に対してオーストラリア、タイ、シンガポール、カナダなどの艦艇は軍艦旗を掲げたままパレードに参加。
そして、軍艦旗掲揚の自粛を要求していた韓国は、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が演説をした駆逐艦に「抗日」の象徴とされる李舜臣(イ・スンシン)将軍の旗を掲揚。
国際的な観艦式とは思えない、全く一体感のない内容となってしまったようです。
軍艦旗掲揚自粛に応じなかった参加国に対する韓国の対応は?
報道を見ていると韓国の「やりたい放題」ぶりが目立つ観艦式ですが、軍艦旗掲揚自粛に応じなかったオーストラリア、タイ、シンガポール、カナダなどの参加国に対して韓国はどう対応するのでしょうか?
まさか
「日本いじめがしたいだけだから、気にしなくていいよ!」
なんて言いませんよね?
これで韓国が何かアクションを起こさないようならば、単なる国際的な催しを利用した嫌がらせ以外に他なりません。
「国際社会」云々を語る資格すら危ぶまれる行為だと思います。
そもそも国際法を無視した要求を突き付け、その上自国の駆逐艦に「抗日」の象徴である李舜臣(イ・スンシン)将軍の旗を掲揚するというのはどういう理由からなのでしょうか。
仮想敵国を日本に設定しているととられても文句は言えないような気がするのですが。
ちなみに韓国海軍の軍艦旗はこちらです。
(画像はhttps://ja.wikipedia.orgより引用)
報道では
軍艦旗を下ろさずに参加した国に、韓国が抗議したかどうかは不明
(https://www.sankei.com/world/news/181011/wor1810110029-n1.htmlより引用)
ということですが、この件は続報が入り次第追記、または新しく記事を書きたいと思います。
まとめ
10月11日に韓国南部の済州島で行われた観艦式の海上パレードですが、およそ国際的な催しとは思えない内容となったようです。
事前に韓国が要請していた「軍艦旗掲揚の自粛」は複数の参加国が無視し、その上韓国までもが「抗日」の象徴する旗を自国の駆逐艦に掲揚する始末。
韓国の旭日旗(というよりも日本)に対する反感はいつものことなのですが、軍艦旗の自粛よりも反感の自粛をしてもらいたいものです。
合わせて読みたい
→「国村隼、自衛隊の旭日旗論争のコメントがヤバい!!不参加は当然の理由!」
→「韓国観艦式、参加国半数以上が自国軍艦旗を掲揚!自衛隊も参加すべきだった?」
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[…] 前記事の追記という形でこの問題を掘り下げてみようと思います。 […]
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